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『……玉川 Aです、』
予定通り、放課後迎えに来てくれた清水先輩と体育館へ向かった。
私以外に、選手として入った1年生は4人いるらしい。
そのうち2人はなぜか締め出されていた。
「おぉっ、マネージャー!!」
「清水やったな!」
正直……思ったよりも運動部すぎて帰りたくなった。
「か、」
清水先輩の後ろにバレないように隠れると、目の前の坊主の人が近づいてきた。
「可愛いっっっ!!!!マネージャー!!!2人!!強豪!!!!」
『……』
あ、無理だ、この瞬間そう思い今度はあからさまに清水先輩の後ろに隠れた。
すると坊主の人はゲンコツをくらい後ろに下げられていた。
……悪いことしちゃったなあ
「ごめんな。玉川さん、まずは入部してくれてありがとう。田中にはよく言い聞かせるから辞めないでくれ、」
あまりにも必死な先輩の言葉に、こくり、と頷くと苦笑いで返された。
……絶対人見知りだって思われた。絶対絡みずらいって思われた、、、
清水
「Aちゃんは初めてのマネージャー、さらに運動部も初めてみたいだから、あまり大きな声では話しかけないでね。」
「そうなのか……!わかったな?特に田中」
「うっす、」
それぞれ自己紹介で名前と学年を教えてもらった。
全体的に人数少ない?から覚えるのは覚えれた
「緊張してる〜?優しいから大丈夫だべ!」
と、優しい笑顔で話しかけてくれたのは3年生の菅原さん。
キャプテンの澤村さんよりも爽やかな雰囲気がして、菅原さんの方が話しかけやすいな、とは思った。
『ありがとう、ございます』
澤村
「うんうん。お礼言えるなら十分だよ。それだけで優しい子って分かったから!これから慣れていこうな」
……澤村さんも優しかった、、、、ごめんなさい、少しでも苦手意識持ってしまって、、、
とりあえずその日は、清水先輩にマネージャーの一日を教えてもらった。
まあ、割と飲み込み早かった気がする。
清水
「すごい!もう覚えれたんだね」
ドリンクは比較的簡単だから覚えやすかった。
『!』
なのですこし自慢げにすると、清水先輩は頭を撫でてくれた。
それだけでも嬉しくて、やる気が出た。
バレー部のみんなは優しくてたくさん声かけてくれた。
『…………』
まあ、あんまり話せないのが人見知りの私なのだけれども。
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (4月25日 8時) (レス) id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
刺身(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます!本当にそういう言葉が励みになります、頑張ります!! (4月6日 13時) (レス) @page14 id: 775b66082c (このIDを非表示/違反報告)
美月 - アッ...これどちゃくそ好きな作品だぁ最高だぁ...いやマジ神作すぎんだろ....エグ...刺身さん!マジですっっっごい面白いです!無理せずがんばって下さいおうえんしてます! (4月3日 1時) (レス) @page13 id: b90e800c25 (このIDを非表示/違反報告)
刺身(プロフ) - ピンスさん» そう言って頂けてうれしいです!がんばります! (3月25日 22時) (レス) id: 775b66082c (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - めちゃめちゃ好きな作品です!!続き気になります!更新楽しみにしてます!! (3月24日 21時) (レス) id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刺身 | 作成日時:2024年3月21日 21時