24. ＜joshua side＞ ページ25
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あの日、Aちゃんを見ながら酒を煽ったあとの記憶が微塵もない。
あんなに飲んだのは久しぶりだった。しかも次の日普通に
2時限目から講義が入っていたのに、なんという失態。
夜中店長に起こされ家まで運んでもらったみたいだ。
自分から香るお酒の匂いに呆れながらシャワー室へ向かう。
Aちゃんは一人で帰ったのかな。なにもないといいけど。
ジョシュア
「はぁ、また考えてた」
ため息がでるくらいには、参っていた。
家でも学校でもバイトでも休まる時間がほしい。
お願いだから心から消えてくれ、と胸が締め付けられるようなこの感情を抱いたのはいつぶりだろう。
ジョンハン
「しっかし、本当にベタ惚れだねお前うける」
ジョシュア
「やめてよ、こっちは参ってるんだから。はあ、だる」
エスクプス
「かわいすぎてだるい？好きすぎてだるいの？ねぇジスヤ〜恋する乙女かよ」
ぽろりとその名を零してしまったあの日からこのようにめちゃくちゃいじられる。本当にこれ以上ないくらい。
それほど周りから見ても情けないんだろうね、
ジョンハン
「あ、俺今日購買行くから先食べてて。スンチョラ〜ついてきて」
エスクプス
「あ、うん。そーだった」
あの二人がいなくなっていじられないからといって、俺の頭の中からAちゃんがいなくなることはなかった。
まじでタチ悪い。あんなタイプの子どうやって落とせばいいのさ。
ちょろいならまだしもちょろくないし、一丁前に男友達はいるっぽいし？！！
こんな女の子のことで悩んでるのとか本当にありえない、
しばらくすると、ニヤニヤしてジョンハナとスンチョラが戻ってきた。
ジョシュア
「あれ、ご飯は？」
ジョンハン
「ご飯よりいい収穫あったから忘れてたわ」
エスクプス
「意外だったわ」
ジョシュア
「なにが？」
その日はずっとこんな調子だった。
そんなこんなで不思議な一日が終わりまたバイトの時間になる。
講義の教科書や参考書をロッカーに入れ出ようとした時、2人があの子の名前を呟いた。
ジョンハン
「今日たまたま会っちゃったんだ〜」
エスクプス
「まじ意外だった。あんな子手出したことないだろ？」
2人の意味不な視線はこれだったのか、
うわ、最悪だ。何も言われてないといいけど…。
まじで心配だ。早くバイトに行こ、
最後に今日行くから！と叫ばれた。きっとバ先にだろう、
今日、何度目か分からないため息がこぼれた。
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刺身(プロフ) - 屋久屋さん» ありがとうございます( т т ) だんだん題名と内容が異なってきていて困ってます笑 (2022年10月4日 15時) (
レス) id: 775b66082c (このIDを非表示/違反報告)
屋久屋 - 面白いです♡ジョジュアをクズと思ってる所斬新で好きです！最高なんで頑張ってくださいm(_ _)m♡ (2022年8月28日 12時) (レス) @page26 id: 908a832f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刺身 | 作成日時：2022年6月28日 23時
