逝きたくない

3 (名前)side ページ11

帰ろうとした時 数人の女の子のグループに呼び止められる


教室にはもうほとんど人がいない 私が止められるのを見て巻き込まれたくないと皆んなそそくさ教室を出て行く


結構 リーダー的な存在たちの子が私に何の用だろうか.....？


「あんたさ 調子乗ってるよね？」

A「えーと...乗ってません...」

「ふざけてんじゃないわよ バレー部の子とか 黒尾くんとずっと一緒にいるじゃん 媚び売ってんじゃないわよ」


A「あの..えと....売ってません」


「嘘つけよ！アンタみたいなインキャが相手されるわけないでしょ！？」

肩をグッと押されて体制が崩れる


「ていうかアンタね_____「何してんの？」
ドアの前に黒尾くんが立っていた


「あっ 黒尾くん」
女の子たちを通り過ぎて私の前に来て立ち上がらせてくれる


ここでバレたら黒尾くんがなんか言われるんじゃないか...,？そう思うと体が勝手に動いてこの場から逃げようとして 教室のドアへと足が動く


黒尾「おい A逃げんなよ」
その時 腕を引っ張られる


「なっ..黒尾くん なんでそんなにその子に構ってあげるわけ！？」


黒尾「構うっていうか....付き合ってる この子俺の彼女だから 」


それだけ言って私の手を引っ張って教室を出る黒尾くん

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