第8話 ページ10
これで最後の1セット。
「勝負…!」
「ジャンケンポン」
「!!??」
「(二郎がパーでAがチョキで勝ちだな…)」
クラスメイトからは驚きの声が響き渡った。
「二郎が負けた…?」
「嘘だろ!?」
「嘘も何も現実から目を背けないでよね。」
「こんなのたまたまなんだから。」
「…めんどくさい。さて、精算だけど私の負け分を差し引いて………」
「880万円。支払いよろしくね?♡」
「あははははは、面白いなお前。」
「___ありがとう。別に嬉しくないけどね。」
「_________これ負けたらランクが下がるんでしょ?」
そう質問すると山田は応えた。
「……あァ。」
「これは私が勝手にしたギャンブルだからそのままでいてよねぇー…」
すると、後ろから入間が来た。
「___Aさん。」
「二郎は生徒会役員ですので地位は変わりませんよ。心配しなくても大丈夫ですよ。」
入間はそう説明してくれた。
っていうかまた後ろからでてきたし、とんだげ後ろから来るの好きなんだよ。
「聞こえてますよ。Aさん。」
「ゲ」
「『ゲ』ってなんですか。」
「別に」
また声にでてた。
「っていうか、山田って生徒会なんだね。意外だね。」
「失礼だな!!」
「ごめんって……」
すると、山田がもごもごと話はじめた。
「俺が負けたの久しぶりだったんだからな!」
「そーなの?興味無い。」
「何ぃ!?」
そう言うと山田は怒った。
「……確かに、二郎は1年の時勝ったことがなかったですしね」
「銃兎ーーーー!!!!バラスなーーーー!!!!」
「え?弱っ」
「Aーーーー!!!!」
このギャンブルが生徒会役員の一人が見ていたことなんて、Aは分かるわけがなかった。
「これはこれは、嘘をつくのが苦手な人がまた増えましたねぇ...」
ざわついている教室に、この声が響くことは無かった。
165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴華(プロフ) - 理人さん» リクエストありがとうございます!!時間があり次第、全員にドッキリするというお話を書きたいと思います!!是非、またリクエストしてください!これからも応援よろしくお願いします!!!!! (2019年6月17日 7時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
理人 - すみません!リクエストいいですか?夢主が全員にドッキリというのをしてほしいです!無理だったら大丈夫です! (2019年6月16日 23時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 宵闇雪女さん» 続きますね。。文字数が足りなくて…。名前変更を反映されないとはどういうことでしょうか?作者馬鹿なので分かりません。説明してくれた応えられますので、お時間ある時にまた、コメントで教えてくれたら改善等をしていきます。これからも応援をよろしくお願いします! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 宵闇雪女さん» コメントありがとうございます!!嬉しすぎます!好みの小説と言って頂き涙がでそうになりました!ありがとうございます!!! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 理人さん» コメントありがとうございます!!嬉しいですっ!好きになってくれてありがとうございます!!これからも応援よろしくお願いします!!!!!! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱ ら ら | 作成日時:2019年3月25日 2時