第12話 ページ14
前から声が聞こえた。
「“幻太郎”という人物は、麿のことですけどなにか用でありんすかぁ?」
!!??
「……誰?」
そう質問すると、ニヤと笑い自己紹介が始まった。
「小生は夢野幻太郎と言います。どうそよろしくおねがいします。」
小生!?
自分のこと、小生って言ってるよ
笑いを堪えながら、「よろしく」と言った。
でも、夢野にはバレバレのようだった。
「笑ってるの知ってますからね?」
「え?嘘。」
すると入間が口を開き、こう喋った。
「あなた、おもっいきり心の声が駄々漏れですよ?」
「やべえ」
ま、取り敢えず私も自己紹介しよ。
「私の名前は鈴木A。昨日転校してきた。よろしく。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
「でも何故、小生が分かったのですか?」
夢野がそう質問してきて、私は応えた。
「山田が私の事を幻太郎みたいって言われたから、私と同じような人なら会ってみたいかなーって思って?」
「なるほど。そう言うことだったんですね。」
「でも、どこが似ているの?」
それが疑問だ。
すると、入間が言った。
「確かに、“嘘”をつくところが似ているかもしれませんねぇ……」
「小生は“嘘”などつきませんよ?」
「いや、今の発言自体が“嘘”だろ。」
「バレちゃいましたねぇ……」
困った顔をしながら言った。
絶対困ってないよね?
「……たしかに、何となく分かったかも。私に似ているって!」
私は笑い、改めて夢野にこう言った。
「改めてよろしくね?夢野!」
「えぇ、こちらこそ。よろしくお願いします。」
うん?
なんか、自分からめんどくさいこと起こしてないかな?
うん、
気にしない気にしない。
本鈴がなり、朝の会がはじまったのだ。
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鈴華(プロフ) - 理人さん» リクエストありがとうございます!!時間があり次第、全員にドッキリするというお話を書きたいと思います!!是非、またリクエストしてください!これからも応援よろしくお願いします!!!!! (2019年6月17日 7時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
理人 - すみません!リクエストいいですか?夢主が全員にドッキリというのをしてほしいです!無理だったら大丈夫です! (2019年6月16日 23時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 宵闇雪女さん» 続きますね。。文字数が足りなくて…。名前変更を反映されないとはどういうことでしょうか?作者馬鹿なので分かりません。説明してくれた応えられますので、お時間ある時にまた、コメントで教えてくれたら改善等をしていきます。これからも応援をよろしくお願いします! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 宵闇雪女さん» コメントありがとうございます!!嬉しすぎます!好みの小説と言って頂き涙がでそうになりました!ありがとうございます!!! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - 理人さん» コメントありがとうございます!!嬉しいですっ!好きになってくれてありがとうございます!!これからも応援よろしくお願いします!!!!!! (2019年6月15日 1時) (レス) id: f98d5a2969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱ ら ら | 作成日時:2019年3月25日 2時