● ページ2
黒side
すごく急だけど、
俺は舘さんのことが好き。大好き。
でも、舘さんはきっと翔太くんのことが好きだと思う。たぶん…
明日の音楽番組のリハを終えて、楽屋に向かっていると、舘さんがいた。
その先には楽しそうに話す翔太くんと樹くん…
きっと舘さんは辛いだろうな
今すぐ駆けつけて抱きしめたい…分かってるよ
俺がそんなことしても舘さんに好きになって貰えないことぐらい…
そんなことを考えていたらいつの間にか舘さんの姿が消えていた。
どこに行ったんだろうと少しウロウロしていると舘さんの背中が見えた。
悲しそうで、少し震える舘さんの背中を見て、
抱きしめたくなって…
黒 「舘さんっ!!」
名前を呼んで舘さんの腕を掴む
赤 「っっ!!」
俺の声に驚いて、振り返った舘さんの瞳は、今にも泣き出しそうで、
普段泣かない舘さんがこんなにも辛そうで…
俺よりも背が低い舘さんが今にも泣き出しそうな瞳で見つめてくるから、自分の気持ちが抑えきれなくなって
赤 「…!! えっ………めぐ…ろ？」
急に抱きしめてきた俺に舘さんは驚いていた。
けど、もう抑えきれなくて…
黒 「…………めですか？」
赤 「ごめん。もっかい言って。」
黒 「俺じゃだめですか？」
赤 「なんで??どうしたの急に??」
黒 「俺、舘さんのこと大好きです。」
赤 「あ、ありがと…」
黒 「舘さんが翔太くんのことが好きなのも知ってます。」
赤 「気づいてたんだ…」
黒 「俺のこと好きにならなくてもいいです。利用してください、翔太くんを忘れるために…」
黒 「本当は俺のこと好きになって欲しい…でも、なって貰えないことぐらい分かってるし…でもっ…でも、舘さんの悲しそうな顔を見たくないから…」
黒 「俺が忘れさせるから、俺を利用して…」
いっぺんに想いを伝えようとしたら言葉がまとまらなくなって、なぜか俺が泣きそうになっていると、
赤 「ありがとう。大切なメンバーを利用はしたくないかな…目黒のことはメンバーとして大好きだから…」
赤 「あと…自分が辛いだけって分かってるけど…翔太のこともう少しだけ好きでいたいのかも… 目黒の気持ちに答えられなくてごめん。」
黒 「聞いてくれて、嬉しかったです。」
……こうして俺の恋は呆気なく終わった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タタタ - 同じくなべこじでしょっぴーが康二くんに甘えるお話がみたいです！できたらよろしくお願いします！ (2020年11月3日 23時) (
レス) id: e24c187f70 (このIDを非表示/違反報告)
タタタ - リクエストに応えていただきありがとうございます！最高でした！連続で申し訳ないんですがもう一度リクエストしてもよろしいでしょうか？ (2020年11月3日 23時) (レス) id: e24c187f70 (このIDを非表示/違反報告)
タタタ - なべこじでツンデレだけど康二くんに独占欲強めなしょっぴーがみたいです！よろしくお願いします！ (2020年10月29日 8時) (レス) id: 4b127fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひらめ - だてこじで舘様が康二くんに甘々なのをお願いします！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: da5ae24658 (このIDを非表示/違反報告)
和 蓮 .(プロフ) - なべめめが見たいです！翔太くんが嫉妬するお話希望です。目黒くんが彼女（？）側で！ (2020年10月24日 22時) (レス) id: 888c904e00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rose | 作成日時：2020年10月24日 0時
