★俊足36☆ ページ36
階段を駆け下りて、上靴のまんまだというのを忘れて下駄箱を通り過ぎて外を出ようとした時、誰かに腕を引かれ自然と後ろを向いてしまう。
貴「蔵兄...に、光兄....ど、どうしたん?授業始まってまうで!!」
笑いながら言っても、腕を離してくれない蔵兄と真剣な目で見てくる光兄。
白石「さっきの話全部聞いたわ、Aちゃんが悪ない事も、謙也が騙されとんのも分かってるわ。」
貴「っ....!な、何言うてんの?何もなかったで?w」
誤魔化せば誤魔化すほど、2人の目は真剣になっていく。
白石「もうええから、嘘つかんでええ。
大丈夫や、俺らは全部知っとるから」
蔵兄に抱き寄せられて、目が濡れていく。
貴「....っ、お兄ちゃんに、信じて欲しかった...!やってないって!
でも、でも....!ヒクッ...なん、で!!」
涙が溢れすぎて、止まらん。
______
白石「今日は部活休み。家、でもそれやったら帰りづらいかもやな...」
貴「うん....」
落ち着き始めた頃には授業が始まっていて、今は保健室。
先生は職員室に行ってくると言ってここには誰も居ない。
財前「俺の家来るか?」
貴「____へ?」
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キヌカ - この小説全部大好きです!応援してます!頑張って下さい! (2016年7月16日 19時) (レス) id: 0257f3d498 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - もちwaffleさん» 素晴らしいだなんて、勿体無きお言葉...っ!!応援ありがとうございます!!頑張ります! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 7c3fdec64a (このIDを非表示/違反報告)
もちwaffle(プロフ) - あ、あ、あの…財前君が、私の頭、を……うおおおおおおおおおおお!!!!!!素晴らしい作品をお作り頂きとても嬉しいです!!!応援してます!更新頑張ってです!!! (2015年2月8日 21時) (レス) id: 33611dfe01 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 李音さん» 有り難うございます´`*!!!頑張ります! (2015年1月26日 7時) (レス) id: 7c3fdec64a (このIDを非表示/違反報告)
李音(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2015年1月26日 7時) (レス) id: c10f159bca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましろ x他2人 | 作成日時:2014年11月23日 23時