【テニプリ】私の兄はスピードスター

★俊足33☆ ページ33

手紙の事が気になって授業が頭に入ってこなかった。
でも、やっと昼休み。

早めにお弁当を食べて屋上へ行く。
今日は少し天候が悪く肌寒いのか、屋上でお弁当を食べてるような人はいない。

でも、何人かの女の人がいた。
女「あ、きたきた！忍足さん！こっち！」
手招きをされて軽く近寄ると、不思議だ。

不安の二文字が駆け寄ってきた。
貴「あの...貴方が手紙の？」
女「うん！私、3年の川部優乃って言うの！よろしくねー！」

かわべ、ゆの....聞いた事がない。
貴「えと、手紙の内容だと2人きりなんじゃ...」
川梛「あー、本気にしちゃったの。

ま、いいや！貴方さ、謙也君の妹だから少しチヤホヤされててムカツク。

んじゃー、瑠美、よろしく！」

....え？
瑠美と呼ばれた人は川梛さんや、周りの女子の頬を力強く叩いたと思えば、自分の頬までも叩いたのだ。

貴「ちょっと！何し...「ちょっと何するの！Aちゃんやめて！」え....」

ウチの名前を呼ぶところだけ、声を少し大きくして言った？

なんで？
謙也「何の騒ぎ...や」
ねえ、なんで

お兄ちゃんが、ここに入ってくるの？

─────────
川部 優乃 かわべ ゆの

3年で謙也と同じクラス。
テニス部マネ希望だったが入部テストで不合格。

身長159
ブラウンアッシュで巻き紙。

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