小話5 ページ35
翌朝、しのぶちゃんはすっかり調子が戻っていた
大丈夫というように振る舞うしのぶちゃんを見て、私は心配で堪らなかった
3人で朝餉を作り、また4人で食べた
朝餉を食べ終わり昼近くになると私は任務が入ったため行かなくてはならない、2人は諦めずここにいるらしい悲鳴嶼さんは折れるつもりはないらしいがいつまでもつか…
┈┈┈
3人と別れて暫くして悲鳴嶼さんから、手紙が来ていた
私が任務に行ってから、3日目で悲鳴嶼さんは音を上げたらしい
そして4日目の朝2人に試練を与えたという、悲鳴嶼さんでも動かすのに時間がかかったという大きな岩を動かす事が出来れば育手に紹介してやると言ったらしい
その岩は私も見た事があるし押した事がある
あれは重かった、どの様にあの2人はこの試練を乗り越えるのだろうと続きを読み進めてみると、途中で任務が入り暫く家を空けて、久方ぶりに家に帰った時2人は梃子の原理をつかい試練を乗り越えたという
そして、それぞれの育手の元に旅立ったと
2人が旅立つ時に私は任務でその場に居なかったが、2人が無事鍛錬を乗り越え、無事鬼殺隊士になれる事をここから願っている
どうか、あの優しい少女達の歩む道が、険しくとも、辛くても、悲しくても、少しでも幸せが訪れれば良いと思うばかりである
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜終〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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作者名:朔 | 作成日時:2021年11月28日 21時