8話 ページ14
※錆兎や真菰の前に居たであろう子供達を捏造しています
勝手に名前付けて勝手に喋らせてます
〜幸side〜
もう教える事は無い……教える事は無い??
どうゆう事だ?そして何故こんなに大きな岩があるんだ?
鱗「この岩を斬れたら”最終選別”に行く事を許可する 後はお前次第、お前が儂の教えた事を昇華出来るかどうか」
『岩って、斬る物でしたっけ…(というか斬れるの?刀折れません?次いでに私の骨も折れません?)あの…鱗滝さんこれをこの岩を斬るって事ですか…?』
鱗「そうだ」
そう言ってから、その日から本当に何も教えてくれなくなった
最後に言っていたのは鱗滝さんに教わった事を”昇華”するという事だった
そこで考えた、私は鱗滝さんの教えを昇華出来るほど完璧に熟す事が出来ているのかと
考えたが私にはわからなかった、だから最初に岩に一太刀入れてみた、痛かった…腕にとんでもない衝撃が来た…
とりあえずこれからは半日今まで教わった事を繰り返し、残りのもう半日は岩と撃ち合うことにした
┈┈┈┈┈
あれから三月経っても岩は斬れなかった
代わりに私一人だけで居る時に”颯太”と”花”という子が来るようになった
鱗滝さんとの関係や何故ここにいるのかはいつも答えてはくれなかったが、岩を斬った事、私達と同じ様に鱗滝さんが大好きだと言うことだけは教えてくた、それに私の無駄な動きや変な癖を指摘して直してくれた
颯「俺が思うに幸には水の呼吸が合ってないんじゃないか?とゆうより合ってはいるけど少し違う…みたいな?」
花「じゃあ幸は水の呼吸の派生の呼吸か自分で呼吸を編み出しちゃうかもね!」
『そんな事私にできるかな…』
花「きっと出来るよ、ね!颯太!」
颯「どうだかな、でもその前にもう少し全集中の呼吸を少しでも続けられるようにしないと話にならないぜ」
『あの心臓がバコンバコンなって苦しいやつを?』
颯「嗚呼」
『そもそも、全集中の呼吸ってなんなの?唯々苦しい呼吸としか認識できない…』
花「全集中の呼吸はね体の血の巡りと心臓の鼓動を速めるの、そしたらねすごく体温が上がって人間のまま鬼の様に強くなれるの頭の中で肺を大きくするって想像しながらするといいかも」
『私は今ほんの一瞬程度しか出来ないけどそれを持続させるって事だよね?どうすればできる?』
颯「死ぬ程鍛える、それ以外に今お前にできることは無いと思うぜ」
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作者名:朔 | 作成日時:2021年11月28日 21時