純 愛 。＿＿Reo__#２

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玲於「いらないんだけど」


「なんでよ。」






玲於「興味ない」


「ひどくない？
純粋に玲於に恋してる子に対してさ」






帰って来てごはん食べてる玲於に

ナナちゃんの連絡先を渡すと


物凄く不機嫌そうな顔で突っ返された。




そういうの慣れてるんじゃないの？


どうせLINEの友達も女ばっかりなくせに。







玲於「俺Aしかいらないから」




なんて、真顔で言う玲於。




「……あたしなんかじゃなくて
ちゃんと玲於のこと好きな子の気持ちに答えてあげなよ、」


玲於「…なんでAにそんなこと言われなきゃいけねえの？
だいたい本当に純粋に俺に恋してるわけねえじゃん」


「なんでそんな風に言えるの？」


玲於「どうせやりてえだけだろ」






顔色一つ変えず言った玲於に

プツンと何かが切れた。






「サイッテー…本当冷たいよね、玲於って。」


玲於「なんとでも言えば」


「本当に嫌い、そういう無神経な人。」






だるそうにため息をついた玲於は


悲しそうな目であたしを見た






玲於「…分かったよ」




そう言ってあたしの手からメモを取ると


ごちそうさま、と言って

寝室に入って行ってしまった。





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