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．
一度気持ちを切り替えようと席を立つ。
唯一この階で外に出られる場所
とは言っても周りのビルに囲まれてて
壁しか見えない所なんだけど
一人の空間が欲しい時には最適。
普段は使われていない階段の横の扉
そこを開けると外階段になっていて
他の階とは柵で区切られている。
この場所を知ってる人は少ないはず…
そう思いながら扉を開ける。
.
ガチャ＿＿＿＿
「え……」
そこに居たのは
佐野「…お疲れ様です。」
階段に座って
ネクタイを緩める佐野くん。
この場所…知ってる人いたんだ。
少し残念な気持ちになったけど
佐野くんなら誰かに教えたりもしなさそうだし
まあいっか、なんて思いながら
隣に腰を下ろした。
「ここ知ってるの、あたしだけだと思ってた笑」
そう言って佐野くんを見ると
いつもと同じ
色のない瞳に吸い込まれそうになって
負けじと見つめ返す。
佐野「……Aさん、俺居るの知ってて来たんですか？」
「へ？そんなわけ、………っ 」
言い終わる前に
佐野くんの唇が言葉を塞いだ。
激しくて、
だけど柔らかく包み込むような
優しいキス
思わず応えてしまいそうになる自分に気付いて
慌てて胸を押すけどビクともしない。
「んっ……！」
堪らず声を上げようとした時
佐野くんの舌が、口内に滑り込んで来た。
必死に逃げようとしても何度も絡め取られて
混じり合う舌
なに、これ…
こんなキス……
頭がぼーっとする。
体の力が抜けてきた時
ゆっくりと唇が離されて我に返る。
「はぁっ…な、に……！」
一瞬の出来事で
驚いて動かない体と
混乱した頭
目に映るのは
相変わらず涼しい顔をした…＿＿＿＿
佐野「Aさんならいつでも抱きますよ、僕。」
「……何言ってるの…？」
佐野「Aさんも僕と遊びたいんでしょ？」
.
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Ray(プロフ) - ゆゆゆ0108さん» そうなんですね！！いつもありがとうございます(*^^*)part2もよろしくお願い致します！ (2016年6月30日 18時) (
レス) id: 79c07779f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - Rmamさん» ドキドキしていただけて嬉しいです(*^^*)ありがとうございます！引き続きよろしくお願い致します！ (2016年6月30日 18時) (レス) id: 79c07779f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - ぐりーんさん» 嬉しすぎます！（；＿；）更新頑張ります！！ (2016年6月30日 18時) (レス) id: 79c07779f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - シロさん» ありがとうございます！もう少々お待ちくださいヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2016年6月30日 18時) (レス) id: 79c07779f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - マカロンさん» そういっていただけてとても嬉しいです>_<頑張ります！ (2016年6月30日 16時) (レス) id: 79c07779f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray
| 作成日時：2016年5月22日 2時
