線香花火。＿＿Reo (ページ23)

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Aside＿＿＿＿＿

玲於「ごめん遅くなった」

「ううんっ、久しぶり…」

玲於「本当久しぶりだな笑」

久しぶりに会った玲於

変わらず笑ってくれたことに安心する

「ごめんね、夜遅くに…」

玲於「全然よゆー。どこ行く？」

「あ、あのね、今日花火したんだけど、余って」

玲於「お、いいね花火。じゃあ川行くか」

うちからすぐの所に、川がある。

玲於と一緒に帰る時

たまに寄り道して遊んだりした川。

「自転車取って来る！」

玲於「いいよ面倒くさいから」

ほら、って自転車の後ろのとこぽんぽんして

ニヤッて笑う玲於

えっ、後ろ乗れってこと…？？

玲於「ふはっ、男と二人乗り初めてなんだ笑」

「わ、笑わないでよ～…」

玲於「いいじゃん、Aっぽい笑」

「…ひどい」

玲於「褒めてんだよ笑」

どこが？

また男慣れしてなさすぎって

からかわれるんだ、きっと

玲於「ほらスネんなって、早く乗って？」

「え～… いいよ私、自分の乗る」

玲於「だめ。Aの初めてのニケツは俺ってもう決まったから」

なにそれ… もう、ほんと勝手なんだから。

なんて思いつつ、本当は嬉しくて

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