【呪術廻戦】呪霊を祓いに来ただけなので、事件はお呼びではないです

114話 ページ48

後日談


A『疲れたぁぁぁぁ』


家入「お疲れ」



あの後書類を提出してり、もう一度中に入って色々調べたりしていてまともに休む事が出来なかった

それらの一件も収まり、今は家入と居酒屋でお酒を飲んでいる


A『うう…本当に死ぬかと…思いましたよ
あれは、、』


家入「まぁ、生きてたしよかったじゃん」


A『いやいや、もうアレと対面した時の恐怖は尋常じゃないですよ、ほんと』



アレは呪霊なんかじゃない
もっと別の、おぞましいナニかである


家入「そんなに？」


A『そんなに、ですよ
時間を巻き戻せるやつなんているわけないんですよ

しかも、あんな簡単に…』


家入「呪力も感じなかったんだって？」


A『そうなんですよ！
絶対あり得ないです！』



まぁ、知り合いに呪力が感じられない人なんて何人かはいるのだが…

でも、何かが違うのだ




家入「呪霊って言うより、幽霊みたいなやつだな」



A『見た事が？』



家入「ないけど」



A『…』



こんな他愛のない会話をしながらお酒を飲む
久しぶりなのでとても美味しい


家入「そろそろ虎杖を表に出すらしい」


A『え、マジですか』


家入「京都校との交流会に虎杖を出すらしいよ」



A『あー、言ってましたねそんな事』



家入「Aも来いって」



A『え、なんでですか
私関係無いですよね？』



家入「さぁ、あのバカの考えてる事なんてわからないからな」



A『ええ…』




久しぶりのお酒を楽しんでいたのに嬉しく無い報告だ

絶対何か裏がある、確実に


Aはため息をつきながらも、今この瞬間を楽しく過ごすために話題を変えるのだった

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