【呪術廻戦】呪霊を祓いに来ただけなので、事件はお呼びではないです

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A『(あ、帰ってきた)』


翌日、護衛対象と一緒にグラウンドを歩いている二人を廊下の窓から見下ろす


14時56分
懸賞金の期限がきれてから約4時間が経過していた





Aはそれを確認して屋上から観察する


後をつけるとバレる可能性が高い為望遠鏡を駆使して視線を向ける




帰ってくる前に見回ったが異常が無かった、見つけられなかった


結界も貼ってあるので大抵の場合は入ってこれない筈だ




15時丁度


最後の別れ話をしているのか入る手前で駄弁っている


こういう時やられるんだよなぁ…と、漫画なのでありがちな展開を想像している時だった







それは一瞬だった




背後から何か飛び出したと思った瞬間、五条は短剣に貫かれていた


真っ赤な血飛沫が映し出される




A『え？え？』



一瞬の事で頭の処理が追いつかない


五条悟か刺された



無下限によって守られているであろう五条悟の身体を貫いたのだ




A『やばいやばいやばい！！！』



とにかく緊急事態だ


そう思った瞬間に屋上から校舎の中に入る

ある程度下に降りたら窓から校庭に飛び降りて呪力で身体を強化する


あの五条悟を貫いた奴に自分は何も出来ないかもしれないが、時間稼ぎくらいはどうにかなるかと思い急いで現場に走る





A『もうすこしいい！！』


全力疾走で走る



着いた時には二人の戦いが終わっていた





？？？「あ？誰だ？」



A『…』



こいつはヤバい

感覚でわかってしまった





コイツには勝てないと

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