【呪術廻戦】呪霊を祓いに来ただけなので、事件はお呼びではないです

81話 ページ13

A『米花町に戻って来てこれかー』



男「おい！！さっさと金を詰めろ！！！！！！」




高専から帰ってきてコンビニに寄ったのがいけなかったようだ



時刻は夕方



太陽が西へと沈む頃合いで、逢禍時である



何が出てもおかしくない時間帯だが…




A『(なんで事件が出るの？？)』




事件はお呼びではない




男は一人だった

入り口から一番近いレジにいるコンビニ店員に刃物を持って脅しをしている

客は少ないが何人かいるようで怯えている




レジは二つあり、奥側で会計をしていたAはチラチラとこちらを窺っているため下手に動けない



まあ、呪力で瞬発力や速度を上げれば一瞬でかたがつくが、騒ぎが大きくなるだけだ




早く警察とか来てくれないかなぁ、と呑気に思っていると




男「おい女！一緒にこい！！」



A『は、え？


私！？』



男が向いていた方向はこっちだった




男「そうだ！早く来い！」




A『(いやいやいや！またかよ！！

どういうことなの！？この展開前にもあったよ！
また警察にお世話になるの確定するのは避けたいのだけど！？！？)』



あからさまに嫌な顔をするA


その様子は男からしたら不愉快であったらしい




男「なんだその顔は！？

そんなに刺されてぇのか！？！？」




A『いや、』



全く刺されたくないです、と言う言葉を紡ぐ前に男は倒れた





A『え？え？』









「Aさん！大丈夫！？」

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