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開いたドアに、雷門メンバーの目線が集まる。
そこにいたのは星宮だった。
｢とうとう決勝だね。
頑張って、応援してるから。｣
円堂が星宮へ駆け寄り、ありがとな！と言う。
そんな彼女を見て、鬼道が声を掛けた。
｢何でお前はここにいるんだ？
この時間、まだ関係者以外は入れないぞ。｣
確かに、と星宮を見る雷門。
｢影山に呼ばれててさ。｣
さらりと告げる星宮。
驚愕する雷門。
鬼道が星宮を睨む。
｢どういう事だ。
影山と繋がっていたのか。｣
疑うのも無理はない。
だが、否定する事も出来ない。
｢まぁ、そんなところ。
でも、決して彼奴の味方とかじゃない。
寧ろ、君達には勝ってほしいからね。｣
と言うも、疑いは晴れない。
試合が終わったら話そうよ、と苦笑する星宮。
彼らは渋々、それを受け入れた。
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作者名：まにゅ | 作成日時：2018年3月24日 8時
