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めんどくせぇやつが来た、と顔を顰める月崎先輩。そんな先輩に対して私はどこか安心した気持ちで坂田くんを見つめる。
｢Aはこっち。｣
坂田くんに腕を引っ張られて彼の後ろに回される。今気づいたが、大層面倒という顔をしているセンラくんも来ているようだった。
｢坂田、お前が鷲嵜ちゃんを気に入ってるのはわかるけど、これ浦田くんの命令だから。｣
｢うらさんの命令だろうが何だろうが、Aと仲良くするのは俺の勝手やん。第一、Aはそんな悪いヤツとちゃうで。｣
｢良い子悪い子の前に、異例の編入をしてきた鷲嵜ちゃんの事情を知りたいねん。｣
｢そんなんうらさんの権限で校長やら学園長やらに頼んで聞いてみればええやんか。｣
｢それが出来ひんから鷲嵜ちゃんに直接聞いとるっつってんだろ。｣
徐々にヒートアップする口論に、為す術もなく後ろでオロオロする私。
｢珍しいなぁ、志麻くんが引き下がらんの。うらたんの命令とはいえ、ここまで坂田にがっつくの初めて見たわ。｣
慌てている私と口論している2人を他所に、センラくんが楽しげにそれを眺めながら言う。
｢…あれ？坂田くんとセンラくんって、先輩達と仲良しなの？｣
この状況でそれ聞く？というどうでもいい質問だが2人共、月崎先輩とこの学園の生徒会長である浦田渉先輩にタメ口あだ名呼びである事に気づいてしまったから仕方ない。
｢何ていうか…腐れ縁ってやつ？
小等部入る前から仲良しやったからな。｣
｢そうだったんだ…｣
センラくんと話している間にも口論はヒートアップしていて、一触即発、互いの攻撃魔法が飛び出してくるのではないかと構えた。
｢うるさいぞ、お前ら何してるわけ？｣
(あーもう、今日は厄日だ…)
一言でその場を収めた声の主は、我が校の生徒会長、浦田渉先輩だった。
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まにゅ(プロフ) - 暁さん» 嬉しいですありがとうございます(T_T)期待に添えるよう頑張ります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白いです！！無理なさらずに頑張ってください！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張りますね(^ ^) (2019年4月8日 8時) (レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです！最高です!!魔法研究気になります！亀さんでもいいので頑張ってください! (2019年4月7日 21時) (レス) id: fdd942ce22 (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 志麻セン寄りの箱推しさん» ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2019年4月7日 15時) (レス) id: 00588a474f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2019年3月18日 10時
