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｢おうおう坂田、俺の誘い断ってセンラと2人で女の子とお食事か？｣
ただでさえ色気があるというのに、口の端を上げて目を細める月崎先輩の妖艶さは一体どこから来るのやら。
そんなことはどうでもいい。ただでさえ人気上位者2人と共に食事をしているのだ。ここに学園トップの人気を誇る月崎先輩が来てしまえば、私の元から無いに等しい立場がさらに無くなる。
｢あー、坂田くんセンラくん、私今日の課題終わってないから先に戻ってるね。｣
先輩には目を向けず、2人に向かって極力いつも通り話す。何か言いたげな坂田くんには悪いが、いつもの3倍くらいに感じる周りからの目にそろそろ耐えられそうにない。先輩を横切って大広間をでようと歩く。
が、右腕をがっしり掴まれた。
｢なぁに逃げようとしとるん？｣
振り返った先には、その笑みを崩さない月崎先輩の顔が。
｢まさか…そんなこと思ってませんよ。｣
愛想笑いを浮かべてそう返す。課題を終わらせたいという理由はあながち間違ってはいない。月崎先輩と絡まないで済むなら万々歳ではあるが。
｢志麻くん、Aの手離してや。｣
センラくんと話していた時と全く同じ表情で、先輩を睨みつける坂田くん。
(坂田くん、あんな顔するんだ。)
いつもニコニコしていて、誰からも好かれるような弟気質の彼とはまた違う。その目にどんな感情が詰まっているのかはわからないが、プラスではないことは確かだ。
｢すまんな坂田。お前の口から最近ようこいつの名前が出てくるもんだから俺も気になっとったんよ。
ちょーっと借りるで？｣
有無を言わせない力で私の腕を握る月崎先輩。坂田くんに向かって不敵な笑顔を見せてから、テレポートする。
もうどうにでもなれ。
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まにゅ(プロフ) - 暁さん» 嬉しいですありがとうございます(T_T)期待に添えるよう頑張ります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白いです！！無理なさらずに頑張ってください！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張りますね(^ ^) (2019年4月8日 8時) (レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです！最高です!!魔法研究気になります！亀さんでもいいので頑張ってください! (2019年4月7日 21時) (レス) id: fdd942ce22 (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 志麻セン寄りの箱推しさん» ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2019年4月7日 15時) (レス) id: 00588a474f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2019年3月18日 10時
