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｢鷲嵜ちゃんの親父さん強すぎー！！
浦田くんおらんかったら負けてたって！｣
｢いやほんと、あのレベルの魔法使いからお前みたいなのが生まれるとか驚き。｣
切り傷やら擦り傷やらをつけてテレポートしてきた2人に慌てて近づく。月崎先輩の怪我を治しながら浦田先輩の言葉に耳を傾ける。確かに自分でも弱っちいのはわかってるけど、さすがに失礼だぞ怪我治さないぞ。口には出さないが心で毒づく。
｢あの人は…｣
｢今日の所は〜とか何とか言っとったし、また来るやろ。｣
とりあえずは追い払えたということか。先輩達には感謝しかない。浦田先輩の怪我を治して立ち上がる。ひょこひょこと足元に擦り寄ってくるやまだぬきちゃん。きっとこの子が彼らを呼んでくれたんだろう。
｢で、あれはどういう事？｣
もうさすがに隠し通せない。私が嘘を吐いた事もバレているというのに、そんな私を彼らは救ってくれた。真実を語る他ないのだ。ただ、私自身、記憶が曖昧な所がいくつかあるから、そこはしっかり伝えなければならない。
｢まず、初めに言っておきます。
私の記憶が曖昧な所があって、繋がりがない話になるかもしれません。でも、私の知ってる事は全部話します。｣
緑、紫、赤、黄の瞳が、真っ直ぐ私を見つめる。誰かに見られながら話すのはとても苦手で、声が震えそうだ。でも、私には話さなければいけない義務がある。
｢…私の両親は、特別魔法研究所の研究員です。私が小さい頃から研究一筋で、家にいる時間なんてほとんどなかった。お手伝いさんと一緒に遊んでもらった記憶しかありません。｣
｢やっぱお手伝いさんいるくらいすごい家なんやな…｣
｢うるさい坂田黙って聞け。｣
坂田くんが浦田先輩にガツンと言われるのを見て笑いそうになるが、今は話が最優先だ。
｢でももちろん、全く帰ってこなかったわけじゃなくて、時折顔を出してはくれました。ただ、要領のいい子じゃなかったので、完璧主義の両親からしたら、邪魔な存在だったんだと思います。
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まにゅ(プロフ) - 暁さん» 嬉しいですありがとうございます(T_T)期待に添えるよう頑張ります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白いです！！無理なさらずに頑張ってください！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張りますね(^ ^) (2019年4月8日 8時) (レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです！最高です!!魔法研究気になります！亀さんでもいいので頑張ってください! (2019年4月7日 21時) (レス) id: fdd942ce22 (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 志麻セン寄りの箱推しさん» ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2019年4月7日 15時) (レス) id: 00588a474f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2019年3月18日 10時
