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Senra side
挨拶に行ったついでに浦田さんと世間話をしてから元の場所へ戻った頃には、だいぶ時間が経っていた。志麻くんも坂田も、相変わらず女の子に囲まれているし、俺の周りにも徐々に人が集まりつつある。うーん、俺は君達に微塵も興味ないんやけどな。
(あれ？おらん？)
大広間のどこを見ても、Aちゃんの姿が見当たらない。彼女の事だから、何も言わずに帰るなんて事はまず有り得ないが、一緒にいそうな坂田も今はそれどころじゃなさそう。辺りを見回しても、それらしき人物は見当たらない。
第一、彼女の服装やアクセサリーはいい意味でここにいる女の子達と場違いだから、遠目でも見つけやすいとは思うのだが。
｢鷲嵜ちゃん探しとるん？｣
いつの間にか女の子を撒いていた志麻くんが、後ろからこそっと耳打ちされる。あの数の女の子達をよう撒いたな。Aちゃんがどこにいるのか、志麻くんは知っているようで。
｢…あそこ、バルコニーの扉が半開きになっとるとこ、あの子と他の何人かが一緒に出て行ったの見かけたで。｣
志麻くんが指さした方を見れば、確かにバルコニーへ続く扉が1箇所だけ開いている。他の子と出ていったらしいが、友達、というわけではなさそう。
(何かされてるわけやないよな。)
Aちゃんが、女の子達からよく思われていないのは知ってる。でも、今までそれは直接手を下すとか、そんなわかりやすい行動に出たことはなかった。だから、今回あの子がわざわざバルコニーまで連れ出された事に、多少の不安は感じる。
｢俺も行く。｣
｢え？｣
｢何かあってからじゃ遅いしな。
それに今は坂田がおらんから、なんでもし放題や。｣
｢さすが腹黒。｣
｢センラくんには言われとうない。｣
志麻くんと軽口を叩きながら、バルコニーへ向かう。扉をそっと開けると、そこには手摺に腕を乗せて顔を埋めているAちゃんの姿があった。
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まにゅ(プロフ) - 暁さん» 嬉しいですありがとうございます(T_T)期待に添えるよう頑張ります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白いです！！無理なさらずに頑張ってください！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張りますね(^ ^) (2019年4月8日 8時) (レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです！最高です!!魔法研究気になります！亀さんでもいいので頑張ってください! (2019年4月7日 21時) (レス) id: fdd942ce22 (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 志麻セン寄りの箱推しさん» ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2019年4月7日 15時) (レス) id: 00588a474f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2019年3月18日 10時
