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しゃーないなぁ、それ終わったら一瞬俺んとこ来てな？と言ってすぐに教室へ戻って行ったセンラくん。2人ともせめて人がいない所で会話してほしい。周りの子の視線が恐ろしいほど痛かった。
というか、確かに坂田くんに論理魔法を教える約束はしていたけど、今日とは決めていなかったはずだ。
｢坂田くん、今日の放課後…｣
｢ん？あぁごめんな、勝手に言っちゃって。明日、論理魔法の小テストあるから教えてほしくて！
後からちゃんとお願いするつもりやったんだけど…｣
一方的になってしもたな、と困ったように笑う坂田くんに、それは仕方ないかと妥協してしまう。センラくんには申し訳ないが、明日は本当に小テストがあるから勉強をしなくてはならない。
いつもは浦田先輩に教えてもらっている坂田くんも、長期休暇前の準備で忙しい彼に頼むのは愚問だと考えたらしい。
あっという間に時間は過ぎて、坂田くんの2時間に及ぶ論理魔法との戦いに終止符を打ってから、センラくんがいるであろう図書室に向かう。
｢基本は図書室におるよ。いっつも囲まれてるのもやだし、1人の時間もほしいからなぁ。｣
こう言っていたし、彼の周りの子達があげる黄色い歓声がどこからも聞こえなかったから、たぶん図書室。
｢やっぱり…いた。｣
図書室に入ると、机に突っ伏して寝ているセンラくんを見つけた。何だかその姿が坂田くんと似ていて微笑ましい気持ちになる。
センラくんは彼らのことを腐れ縁だのなんだの言っていたが、私から見たらとても仲のいい幼馴染だ。いいなぁなんて思ったり。
そっと手を伸ばしてその綺麗な髪に触れようとする。好奇心だ、好奇心。
触れるか否かまで手を伸ばした時、手首を掴まれた。
｢寝込みを襲おうとするなんて、Aちゃんもやるなぁ。｣
｢ちがっ！そういうんじゃなくて…！｣
ただの好奇心だから！と慌てて付け加えると、センラくんはわかっとるよと言いながらふふっと笑う。
｢わざわざごめんな、ダンスパーティーのことで呼んだんよ。｣
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まにゅ(プロフ) - 暁さん» 嬉しいですありがとうございます(T_T)期待に添えるよう頑張ります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白いです！！無理なさらずに頑張ってください！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張りますね(^ ^) (2019年4月8日 8時) (レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです！最高です!!魔法研究気になります！亀さんでもいいので頑張ってください! (2019年4月7日 21時) (レス) id: fdd942ce22 (このIDを非表示/違反報告)
まにゅ(プロフ) - 志麻セン寄りの箱推しさん» ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2019年4月7日 15時) (レス) id: 00588a474f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2019年3月18日 10時
