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星宮は不意に足を止めて、すれ違いざまに通り過ぎた、ボールを蹴る幼い子供を目で追いかける。
その目は先程、笑みを浮かべていたとは思えない程、
暗い冷たい色をしていた。
暫しの間、黙っていた星宮だったが、静かに口を開いた。
｢雷門のサッカーは、私の性に合わないんだ。
それに、何年ものブランクがある私が入っても、
足でまといになる。｣
何か言いたそうな豪炎寺を遮って、君は？と返す星宮。
その目に後悔の想いが表れたのを、彼女は見逃さなかった。
｢知ってるよ、妹ちゃんでしょ。｣
彼の目が揺れた。
直後、警戒する眼差しを向ける。
それにたじろぐ事なく、豪炎寺を横目に見ながら笑みを浮かべる星宮。
｢ごめん、ごめん。気になったんだよ。
木戸川清修のエースストライカーさんが、
どうしてフットボールフロンティアの決勝にでなかったのか。｣
情報収集は得意中の得意なんだ、と付け足す。
それでも尚、警戒をする豪炎寺。当たり前だ。
はぁ、と溜息をついて目を合わせる。
｢大丈夫、誰かに言ったりはしないから。
それに君の事には口出ししないさ。｣
豪炎寺は暫く星宮を見ていたが、
それ以上何も言わないとわかると、口を開く。
｢そうだ。俺のサッカーの試合を見に来ようとして、
事故にあった。｣
別れるまで豪炎寺と星宮は黙ったままだった。
別れ際、星宮は豪炎寺に向かって言った。
｢妹ちゃんが、どうして君の試合を見に行こうとしたのか、考えてごらんよ。｣
それだけ言うと彼に背を向けて、家に帰っていった。
残ったのは、立ち尽くす豪炎寺と彼女の言葉だけ。
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雅 碧(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます！とりあえず、FFIまでは書く事を考えているので、それ以降はアニメを見返しながら考えたいと思います( ´ω` ) (2018年2月27日 22時) (
レス) id: 886f7501c3 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - FF編、エイリア、そしてFFI、イナズマイレブンGo、クロノ・ストーン、イナギャラまで作品を書いてほしいです！お願いします！m(__)m (2018年2月27日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まにゅ | 作成日時：2018年1月31日 22時
