さっさと出ていけコノヤロウ.【BTS】 (ページ7)

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『＿＿＿＿ていうことなんだけど、やっぱ私が謝った方がいいの？これ』

「もうさ、俺に相談する時点でダメな気がする」

『なに言ってんですかオッパ。私にはもうオッパしかいないことくらい知ってるくせに』

「そっ、それはそうかもしんないけど...」

今日も腹立つくらい美味しいお弁当を口に頬張りながら、目の前に座っている上司___チョン･ホソクに愚痴を吐いている。

ジミンという同僚と話し始めた途端、女全員を敵に回してしまったようで、寂しいことではあるがオッパ以外に頼れる人がいないのだ。

こんなことがバレたら馬鹿にされそうなので、キムソクジンには口が裂けても言えない。

「まぁ、俺は男だから何となく分かるよ」

『え、まじで？』

「ジミンは分かりやすいし。お前がアホなの」

『ねぇ。私にだけ塩なの一体どうして？』

「だけど、その同居人はイマイチ分かんないなぁ」

『はいはい、無視ですね。この隠れ悪魔』

痛い、痛いよこの悪魔！

結構ガチでつねってんじゃん！！

「あ～でも何となく分かるような…。答えは言えないけど、同居人はジミンをからかってるんだよ」

『いてててて……って、何で？』

「それは教えられない。自分で頑張って」

『教えてくれてもいいじゃん！』

「俺はそんなに優しくないよ。じゃ、先戻るね」

と言ってまじで私を置いてデスクに戻りやがった。

相談って知ってるのかな。むしろ試練を与えられただけなんだけど。

もう、何で私の周りはこんなやつばっかりなんだ。

『友達には恵まれないし、変な男は寄ってくるし…』

イケメンと仲良くなれば嫌がらせはされる。

それなのに好意を持ってくる男は危ない奴だし。

この会社に入って、幾度となく嫌がらせをされてきた。デスクの引き出しに大量のゴミを入れられてたり、徹夜で作った資料をシュレッダーにかけられてたり。

まぁそんなこと、ジミンもオッパも知らないけど。

けど、一度変な男に捕まった時

すぐに駆けつけてくれたのは、この2人だったんだよなぁ。相談なんてしてなかったはずなのに。

冷たいくせに、優しいんだよね。