#12 何故にそうなった* ページ13
どうやら、十四松兄さんとカラ松兄さん(半ば強制的に連れていかれた)は、辛そうにしている兄(弟)を見捨てられず、薬を探して迷って適当についた場所に有った謎の薬を拝借し、飲ませた…と。んで、この始末か
『…まず、何故一松兄さんが飲んだのに十四松兄さんとカラ松兄さんもちっちゃくなってんの…?』
「これ、だいじょうぶかなぁ?っておもってぼくとカラまつにいさんがのんだよ!!」
「いや、大丈夫かなって思うんだったら飲むなよ!?つか、自分達の兄弟に誰が作ったか分かんねェ謎の薬飲ませんなよ!!」
猿門さんは、再び声をあらげた。
まァ、根本的な問題はそこなんだけどね。
『うん、本当にこれ、どうすんの?』
頭を抱え、悩んでると、
「うーん…、何処行ったんだ?“アノ薬”」
と怪しい事を呟きながら鼻をほじるおそ松兄さんがいた。
お巡りさん、見付けました。犯人絶対コイツだ。
「お…昴。よ!…つか、何騒いでんの?」
鼻ほじくりながら分かりきった事を聞いてくんじゃねェよ。と言う顔をしながら、猿門さんはおそ松兄さんを睨んでいた。
「えぇ…!?俺なんかした!?えぇ、怖っ」
『兄さん、コレに見覚えない?』
ビン片手に兄さんに問う。
「あ、おぉ!!見付けてくれたのォ?マジさんきゅっ!!」
嗚呼、コイツだ(確信)
「マジ何なんだよコイツぅうう!!」
『猿門さん、落ち着いて下さい。兄さんがこう、クズなのは何時もの事なんで…』
「?…どうしたの??」
次に現れたのはチョロ松兄さんだった
チョロ松兄さんに今の状況を説明すると、「何、やってんだよこのクソ長男!」とおそ松兄さんをミンチにしていた
「いや、すんません。」
おそ松兄さんは、その場で正座し、謝罪した。
何故こんなものを持っていたかと言うと、可愛い可愛い弟達をめでたかったと言う、糞ブラコン理由でデカパンに作って貰ったんだとか。
『…良いよ。めんどくさいし、顔上げて』
「…昴ぅぅ」
おそ松兄さんは泣いていた。
とりあえず、効き目は1日らしく丸一日はこのままらしい。
一松兄さんに死なないと言う事を伝えると泣いて抱き付かれた。
「…よ"、よ"か"っ"た"ぁ"…グスッ…おれ、まだしなないんだぁ…」
か、可愛いッ。こんな一松兄さんを見たのは初めてだクッソ可愛いッッ
「そうなの?!じゃあ、しゅにんさ…やきうしよ!!」
「!?(何故に俺!?つか、噛んでる)」
「え!?カラ松兄さん!?どうしてこんな(可愛く)」
「あ、とってぃ!!」
遅れて来たトド松兄さんにこの事を説明するとカラ松兄さんをスマホで撮影していた。何か「永久保存版だ〜*」とか言ってたな
#13 誕生日一日前だからプレゼントくれよ?って言う前置き→←#11 何故にそうなる*
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作者名:馬鹿 | 作成日時:2019年2月9日 17時