検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:35,250 hit

237話:鬼の性質 ページ14

貴方「その血は何でも良いんだけど、普通の人間や妖怪の血を飲むと、吸血衝動は抑えられるけど、喉が焼けるような感覚が残るの。そうしてまた別の血を求める。

ただ、本家の鬼の血だけは吸血衝動を緩和させて、鬼を元の妖怪の姿に戻すことが出来る。それも一定期間だけだから、また暴走すれば血を飲まなきゃいけないんだけど…」


カルラ「鬼の血を飲まないと、鬼の姿から元の姿には戻れない………だからさっき、烏天狗に取り憑いた鬼は、Aの鬼の血を狙ったのか。」

烏天狗「その吸血衝動ってやつ、鬼なら誰でもなるんだよね?」

貴方「うん、多分……」

烏天狗「だったら、Aも…!」

貴方「…………そうなったら、私を仕留めて。」

カルラ「…………そんなの、出来るわけないじゃん…!」





そんな話をしてるうちに、
2階の資料庫へ辿り着いた。


資料庫の前には不思議な事に鬼が居ない。


そっと中へ入っても、鬼がいないどころか
物音一つしない。

不気味に感じた。



貴方「大ガマ、土蜘蛛…、いるの………?」

カルラ「ここに本当にいるの…?埃っぽいし…」

烏天狗「うん、確かにここのはず………!


A!後ろ!」


貴方「っ!?」


烏天狗に指摘されたが
気付けば私の背後に居たものに
腕を掴まれてしまった。


バッと振り向くと、
そこには_______。

238話:衝動→←236話:危険



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
設定タグ:妖怪ウォッチ , 大ガマ、土蜘蛛、烏天狗   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:暁兔 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年8月25日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。