命令２ ページ5
【11:24/王様/命令確認。】
「命令確認？」
なんだこれ…？
しかもまた王様からのメール。
俺は澤村から話を聞いた。どうやら、烏野の10番と灰羽って奴がキスしたらしい。
まじかよ…
一体誰がこのメールを送っているのだろう。
次の日の朝、
《新着メール１件》
【0:00/王様/命令２/本文:王様の命令は絶対です。命令は24時間以内に行ってください。命令を無視した場合罰が与えられます。途中棄権は認められません。27番黒尾鉄朗、10番月島蛍の足を舐める。】
足を舐める…？そんな馬鹿げたことをする奴なんているわけないだろ？
つーか、罰ってなんだ？
そして、昼ごはんを食べ終わった頃、着信音が鳴る。
【13:07/王様/命令確認。】
え、まさか、足を舐めたのか！？
まじか。
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―
月島side
はぁ？ボクが黒尾さんに足を舐められる？
意味わかんないし。
こんなのやるわけないデショ。
すると、インターホンが鳴った。
「ツッキー！足を舐めにきたよー！」
！？！？！？
「嘘デショ！黒尾さん！？あ！入って来ないで！」
「いいじゃ〜ん。舐めさせてよ〜。」
「チョット…！あっ…」
「ペロッ…」
ティロリロリン♪
メールの着信音が鳴った。
「あ？なんだよ…せっかくいい所なのに…えっ…」
「どうしたんですか？」
「ツッキー、この家に俺達以外誰もいないよな？」
「はぁ？当たり前デショ。」
「王様から、『命令確認』だってさ…」
「えっ…？」
【13:07/王様/命令確認。】
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作者名：くめっち。 | 作成日時：2017年1月10日 22時
