正反対な幼馴染

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橋本said

今日は瑞稀に勉強を教えてもらう日。

なぜだか優斗も一緒。


「なんで優斗までいるの？」

瑞稀「優斗もバカだから。」

優斗「俺は補習になったら野球部の合宿に行けなくなっちゃうんだよ！！」

「あ〜、なるほど。」

瑞稀「バスケ部と野球部のエースが揃いも揃ってバカとはね…。」

優斗「みずっくん！！今日はよろしくお願いします！！！」

「てか、瑞稀1人で俺ら2人とも教えられるの？」

瑞稀「そう思って助っ人を呼んでるんだけど…。」



瑞稀がため息をつきながら俺と優斗の相手をしてくれてると

ピンポ〜ン(インターホン)


瑞稀が玄関まで行って、助っ人とやらを連れて来た。



瑞稀「ご紹介します。生徒会副会長で成績は学年２位の那須雄登と、生徒会会計で成績は学年３位の浮所飛貴です。」

那須「クラスは一緒になったことないけど、2人のことは知ってるよ。よろしくね。」

浮所「俺もクラスは一緒になったことないけど、これからよろしくね。」

涼「よろしく。」

優斗「よろしく！！」



助っ人って学年２位と３位かよ。

てか、生徒会ってみんな頭いいのか？



瑞稀「那須も浮所も来てくれてありがとう。2人とも救いようのないバカだけど、一応頑張ろう…。」

涼「いやいや、救ってよ。」

優斗「救ってくださいよ！！」

那須「そんなにできないの？」

瑞稀「優斗は死ぬ気でやれば結構取れるかもしれない。」

浮所「橋本くんは？」

瑞稀「やばいかもしれない…。」

涼「み〜ず〜き〜…。」

那須「そうですか…。」



なんか俺はやばいみたい？

いつも瑞稀にテスト前に詰め込んでもらってギリギリ赤点回避だもんな…



瑞稀「はしもっちゃんはいつも通り俺がなんとかできるようにしてみるから、優斗のこと頼んでいい？」

那須・浮所「了解で〜す！」



そんなこんなで勉強会がスタート。

俺には瑞稀が教えてくれるみたい。




瑞稀「はしもっちゃんは大体全部わかんないと思うから、要点だけ絞って出そうなとこだけ詰め込もうか。」

「おう。」

瑞稀「今回も大体まとめといたから死ぬ気で頑張ろうね…。」

「…。」



瑞稀の詰め込み勉強会はいつもスパルタなんだけど、今回はいつも以上に大変そうです…。

顔が物語ってる…。

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