＊Christmas 2 ページ22
トン「嫌じゃないのって言われてもなぁ…決まりやからなぁ…」
A「決まり？」
トン「ああ、まだ言ってへんかったな。クリスマスにはグルッペンから無償でプレゼントが貰えるんやけど、どんなものでも一週間は必ず毎日使う事っていうのが義務付けられとってな。」
ついでに、とトントンは口を開く。
トン「うちは忙しいからイブは祝わず当日だけ盛大にするってのも決まりや。ってことで、今日は色々頼むな！」
はぁ、と返事をしつつ、色々ってなんだと首を傾げる。腕のもふもふがこちらを見てキュッと鳴いた。
…あ、そうだこいつ！！！
A「ところでホントにこれ何！？」
グル「ふむ、そいつか。そいつはな、超高性能ロボットだ！！」
A「ろ、ボットぉ…？これがぁ？」
鼻をふこふこと忙しなく動かし、羽のような耳をぴこぴこさせるこの白い動物がロボット？こんなに確かな暖かさだってあるのに？イマイチピンとこない。
グル「我が軍の科学技術では到底成しえなかった物だが今回新しく同盟を結んだバイオレット国の協力により最新のテクノロジー技術を搭載し高度な知能の学習型AIを組み込んだ…」
A「兎に角すげーロボットってことでオーケー？」
トン「オーケーオーケー。」
グルッペンの難しい話をギリギリ躱し、トントンから貰った朝ごはんのサンドイッチを食べながら、この子にも名前を付けてあげなきゃなと少しだけ笑った。
＊＊＊
その後はそいつを頭に乗せてみんなのところを回った。
コネシマは戦闘用のゴーグル、シャオロンは編上げブーツ、大先生は懐中時計、オスマンはスズランのブローチ、ひとらんらんは真紅の下地に『爛』(極東のキンの国でらんと読むらしい)と書かれた番傘、ゾムは銀のペンタグラムがついたチョーカー、ロボロはローズクォーツがあしらわれたククリナイフ、しんぺい神は紺色のPコート。
コネ「これええなぁ！今度砂漠行く時つけよ！」
シャオ「普段こういうカッコいいの履かんけど気に入った！」
鬱「グルちゃんらしいね。壊さんようにしたいわぁ。」
オス「失くしたくないから大事な外交行く時だけつけてくめう！」
ひと「ちょっと派手じゃない？まぁ好きだけどさ。」
ゾム「またチョーカーかぁ。グル氏も好きやな〜」
ロボ「こんな綺麗なの実践で使えん！でも使ってみたーい！困った！」
しん「またハイセンスな物をくれるね〜。嬉しいよ。」
各々色んな反応を示していたけど、総じて嬉しそうだったのが印象的だ。
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天の声 - 終わった…の…か？…(¬_¬) (2019年3月8日 0時) (
レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
Karasu - 終わり…ですか？？ (2019年1月6日 18時) (レス) id: ce467b078d (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - 初コメ失礼します！高機能のうさぎ……天国編に出てきたうさぎかと思いましたw (2018年3月1日 21時) (レス) id: 0e94862c9b (このIDを非表示/違反報告)
てっさん(プロフ) - イメ画とても素敵です…色合いから何から何までどストライクで好きです…初コメ失礼致しましたっ (2018年1月17日 0時) (レス) id: c960d35a04 (このIDを非表示/違反報告)
サクヤ(プロフ) - ninaさん» そう言って頂けて嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2018年1月15日 20時) (レス) id: f3b38bb195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2017年12月23日 8時
