55話 ページ14
Aサイド
及川「そういう事じゃないってどういう事?」
A『私が上手いんじゃなくて徹達に足りない部分があるから点差開くんじゃない?ってこと』
及川「……それは俺らが下手くそって言ってるって解釈でいい?」
A『簡単に言うとそうなるね』
岩泉「おい、ちょっと言いすぎじゃねーか」
及川「Aちゃんはさ、上手いかもしれないけど、それで俺らをバカにするのはちょっといただけない」
A『あー、だから、バカにしてるんじゃない』
及川「バカにしてる」
A『してない』
及川「してる」
A『………じゃあさ、徹は何で私にこんな事言われたと思う?』
及川「ゲームで点差が開きすぎてる、それだけAちゃんが上手いから」
A『私が自分の上手さを鼻にかけて発言したことってあった?』
及川「………ない」
さっきからはじめが黙って聞いてる
こういう時はいつも2人共の意見を聞いてくれる
そういう所がはじめのいい所だよね
A『私はさ、青城は弱いとは思ってない。むしろ強いほうだと思う。でも白鳥沢に勝てないのはなんで?』
及川「今それ、関係ある?」
A『徹、聞いて。まず君達は男子、私女子、なのに何で私に負けてるの?』
及川「それはAちゃんが上手いから」
A『どれだけ私が上手かろうが全国の舞台に立つ人達には及ばない。だって、今続けてないし、女子だもん。
徹は全国に行くつもりなのに何で私に負けてるの?』
及川「………」
A『ここまで言っちゃったから言わせてもらうけど、勝つ気、ないの?あるんだったらもっと練習から考え直すべきだと思う』
岩泉「……今回はお前が正しい。確かに俺らはちょっと甘かったかもしれねぇ」
A『ちょっと皆で話し合ってみなよ……あ!あと言わせてもらうと、このまま行ったら今年中には烏野に負けるね』
これを言った瞬間ピリッとした空気が辺りを包んだ
あー、言わないほうが良かったかな?
でも今日は青城強くさせなきゃだし、もっと練習に身を入れてもらうにはこれ位言わなきゃ、ね?
あーあ、動いて考えてアドバイスしてたらお腹空いちゃったじゃん
しかもこんな事言っちゃったから今日はボッチ飯確定だし
…………まぁ、いいよね
幼馴染だし、強くなってほしいし、多少厳しいアドバイスでもあいつらなら受け入れてくれる
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まな(プロフ) - もちさん» 本当ですか!!カタカナですか…よし、頑張ってみます!教えてくれてありがとうございます! (2020年12月30日 23時) (レス) id: c4e4e58eef (このIDを非表示/違反報告)
もち - 天童さんは、最後の言葉をカタカナしてみるとそれなりになりますよ! (2020年12月30日 21時) (レス) id: d5e3917328 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - さるまるさん» 本誌やばかったですよね!?期末テスト……最終話の後はキツすぎますよね……応援、ありがとうございます!! (2020年7月21日 5時) (レス) id: c4e4e58eef (このIDを非表示/違反報告)
さるまる(プロフ) - 及川さんお誕生日おめでとうございますー!!本誌神回でしたよね( ; ; )ハイキュー!!に出会えて良かったと心から思えた瞬間でした…!私も明日明後日で期末テストです…。お互い頑張りましょう!!これからも応援しています!! (2020年7月20日 22時) (レス) id: ff54016541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まな | 作成日時:2020年6月21日 9時