2話 ページ3
貴方side
ルンルンでスキップをしながら帰っていると、前から黒いマスクをした高身長イケメンが歩いてきている事に気がついた。
いやあれまふくんじゃね？
一度頭でそう理解してしまうと、私の心の臓の動きが早くなった。
いやまさかね。こんな田舎にまさかね。
そう言い聞かせてイケメンの横を(チラ見しながら)通り過ぎようとした。
「ねぇ！」
急にそのイケメンが声を発し、私は飛び上がった。
いやいやいや、声までまふくん似だなんて、このイケメンは恵まれてらっしゃることで。
「あ、あの？」
『あ、はいはい！はい！』
頭の中が大変な事になっていたため、返事が遅れてしまった。
てかこれ私に話しかけてる？違ったらめっちゃ恥ずかしくね？
「よかった、無視されてるのかと...」
『い、いいいやいや、そんな事し、しませんよ』
だめだまふくん似のイケメンと目があってるそろそろ私命日なんじゃないの
そんな脳内パニック中の私を差し置いてイケメンは私に近づいてくる。
近づいてくる！？
『な、なんでしょう！？』
私は思わず後退りしながらイケメンに向かって叫んだ。
そんな私など気にもとめないイケメンはニコニコしながらどんどん近づいてくる。
「道を教えて欲しくて、駅ってどこにありますか？」
な、なんだ、道に迷ってる都会っ子イケメンか。ここで「むりだよ」とは言えないし、イケメンだし、教えよう()
『え、えーとですね、まずそこの角を左に...』
「いえあの、連れて行って欲しくて。今、時間大丈夫ですか？」
イケメンは私の言葉を遮ってそう言った。連れて行って欲しくてって、そんなに方向音痴なのかな？このイケメン。
『時間なら大丈夫ですよ！では、着いてきて下さい。』
「ありがとうございます！」
やばい天使のスーパースマイルが私の心に突き刺さったよ。なんなんだこのイケメン。本当にまふくんじゃねぇかと思い始めてきちゃう。
今隣にまふくんが居るって考えたらもうドキがムネムネする。
その時頭の中お花畑の私は知らなかった。
隣のイケメンがニヤっと笑った事を。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年4月11日 11時) (
レス) @page37 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ろんちゃ - あああああ！！更新してくださいぃぃぃぃ！めっちゃ気になります！！ (2022年3月13日 21時) (レス) @page37 id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ - うぇーー！？さみしいぃぃ！いいところで更新停止になっちゃった…いつでも待ってます！ (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2f3420d886 (このIDを非表示/違反報告)
れお - え？嘘！？更新停止？！もう更新しないんですか？更新してくださいぃぃぃぃぃお願いぃぃぃぃ更新いつでも待ってます帰ってきて！！ (2020年3月17日 11時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 読んでて楽しかったです。書いてくれてありがとうございました。 ！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 0d4cdffdc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷらす | 作成日時：2020年1月1日 22時
