11話 ページ13
貴方side
「え？！あれって、まふくんじゃない！？」
そんな声が後ろからして、慌てて振り向いた。
そこには頬を赤らめた20歳くらいの女性が二人いた。
まふくんのファンかな
てことは、私やばくね？
女性はきゃあきゃあ言いながらこちらに近づいてくる。
まふくんは私の手首を掴んで自分の背中に隠した。
「あの！ファンなんです！握手して貰えますか...？」
ﾏﾌ「はい！いつも応援して下さってありがとうございます！」
握手してもらった女性2人は顔を真っ赤にしてまふくんをチラチラみていた。となるとやっぱり、私の方にも目が行く訳で。
「...あれ？後ろの女の子誰ですか？」
「もしかして彼女？プライベートでした？」
ﾏﾌ「いえいえ！えっと、この子は...」
まふくんは2人の女性に迫られ、後ずさる。
2人の可愛い女性に迫られて心無しかまふくんの頬も赤い気がする。
何故かムッとした。
まふくんに触らないで欲しかった。
『お兄ちゃん？この2人お兄ちゃんのファンの人？』
ﾏﾌ「へ...」
「お兄ちゃん？」
女性の視線が私に集中する。私はニコッと笑ってまふくんの背中の陰からぴょんっと飛び出した。
『そうです！私、まふお兄ちゃんの従兄弟です！
お兄ちゃんが歌い手っていうやつやってるのは知ってるんですけど、
ファンの方に直接お会いできるのは初めてで！』
「あー！そうなんだ！可愛いね、何歳？」
『16歳です！』
「えー！可愛いー！やっぱり血筋なんだな...」
女性の1人が私の頭をポンポンと撫でる。まふくんがピクっと肩を揺らし、私と女性の間に入った。
ﾏﾌ「あの！僕達そろそろいいですか？これから友達と約束してて...」
「あ、引き止めてしまってすいません！ありがとうございました！」
友達って、そらるさんかな？という2人の会話を聞き流しながらまふくんは私の手首を掴んでずんずんと歩き出した。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年4月11日 11時) (
レス) @page37 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ろんちゃ - あああああ！！更新してくださいぃぃぃぃ！めっちゃ気になります！！ (2022年3月13日 21時) (レス) @page37 id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ - うぇーー！？さみしいぃぃ！いいところで更新停止になっちゃった…いつでも待ってます！ (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2f3420d886 (このIDを非表示/違反報告)
れお - え？嘘！？更新停止？！もう更新しないんですか？更新してくださいぃぃぃぃぃお願いぃぃぃぃ更新いつでも待ってます帰ってきて！！ (2020年3月17日 11時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 読んでて楽しかったです。書いてくれてありがとうございました。 ！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 0d4cdffdc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷらす | 作成日時：2020年1月1日 22時
