彼は”元”天才ストライカー【ブルーロック】 (ページ6)

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６_ 演説もどきページ6

絵心さんの演説もどきが始まった。
それを見ていると反論する者が現れた。

帝「あれは日本サッカー界期待の若手吉良涼介君ですね」

　『ふーん…(この子すぐに落ちるな)』

吉「……彼らは僕のスターです！あんたは間違ってるよ」

絵「…ん？本田？香川？ん〜？そいつらってW杯優勝して
　なくない？じゃあカスでしょ」

絵「例えばノエル•ノアの話しをしよう
　今世界一ストライカーはこんなことを言っている」

　「味方にアシストして１-０で勝つより俺が
　ハットトリックを決め３-４で負ける方が気持ち良い」

２０世紀最高のフットボーラーエリック•カントナは言った

　「チームなんてどうでも良い、俺が目立てば良い」

史上最高のフットボーラーペレは言った

　「世界一のMF.FW.GK.DF.どれを訊かれても自分だと」

絵「そしてノエル•ノアに継ぐ能力と才能を持ち突如として
　サッカー界から消えたルシファ•アヴァリスは言った」

　『同じチームの奴のゴールなんてどうでも良い
　僕のゴールじゃあ無いと気持ち良くない』

絵「どうだ？最悪だろ！？でもコイツらがNO.１なんだ！
　革命的ストライカーは皆！」

　『(僕ってそんなにエゴイストかな？)』

コーヒーを飲みながら演説を聞きめぼしい奴を探し
絵心さんの演説は良い事言うなぁ…と思っていた。

帝「あ、演説が終わりましたね」

絵心さんの演説が終わったと同時に走り出した子がいた
それに続いてみんな一斉に扉に向かって走り出した。

　『へぇ….良い眼してるなぁ…』

あの子は確か潔世一君かな…
他にも良い眼してる奴いっぱいいるじゃん