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2_ 散歩 ページ2

これはとある公園での出来事

散歩で公園を訪れていた僕はベンチに座り
遊具で遊ぶ子供や風景を見ていた。

すると視界の隅に大量の資料が入った段ボールを
抱えて走っている女性が入った。

女性が僕の前を通り過ぎようとした瞬間

?「キャッ…..…..あれ?」

 『おっと……大丈夫ですか?』

躓きかけていたので腕を引っ張り助け
足で段ボールを上に蹴り上げ片手でキャッチする。

?「す、凄い…!」

 『っ!義手でキャッチは流石に無理か…』

義手の左腕で段ボールをキャッチした為
バランスが崩れ段ボールの中身が少し出てしまった。

?「わ、資料が!」

 『ごめんね…拾うの手伝うよ…』

散らばってしまった資料を拾い段ボールに戻す。

 『これで全部かな?』

?「ありがとうございます!私帝襟 アンリと言います!」

 『僕はルシファ•アヴァリスと言い…あ、やべ…』

帝「え、えぇぇぇ?!ルシファ•アヴァ『しっー!』」

 「え、ルシファ選手?!何処!何処にいるの?!」

帝襟さんが大きな声で名前を叫んだ為
公園にいた子供や大人達が自分を探し始める。

 『これは…やばいなぁ…ごめんね…帝襟さん』

公園のベンチに置いた荷物と杖を持って
その場から一刻も早く出ようと行こうとした。

帝「あ、あの!待って下さい!」

そう言って服の袖を掴まれバランスを崩し
前に倒れてしまった。

 『い、痛っ……..!』

帝「ご、ごめんなさい!」

帝襟さんが頭を下げあやっているうちに
その場を離れようとすると…

?「大丈夫ですか?…ルシファ•アヴァリス」

と小さな声で言われ手を掴まれた。

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作者名:名無し49637号 | 作成日時:2024年3月3日 21時

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