記憶よ、蘇るのが遅すぎる。【呪術廻戦】

思ってたより動けんじゃーん俺ッチ最強？！いやごめんなさい最強が目の前にいたわ ページ8

「なるほど、というか呪詛師と組んでんだからそう来るか」

「あ、あ！あああっ！ぁぁ！！」

泣き叫ぶ女の子と、それに近づく勇敢な人。
あ、あの人死ぬ人か。

「はーい危ないですよっと」

女の子諸共線路の上に。頑張って上まで運搬したんだぞ…。どうせ上も危険だけどな！呪力って便利〜。

「逃げるなと言ったはずだぞ」

「こうでもしないと分からんか」

と、漏瑚が辺りを見渡しても付近に人はいない。や、遠隔でも燃やせそうだけど。全員避難済みだ。

「…なんだ貴様は！！」

1つ目がこちらを睨む。
噴火しそうだね。比喩じゃなくて。

「あっバレた？どーもども。俺に構わずその最強と戦ってもらって。まー通りすがりの一般人？」
「いや、それは無理があるでしょ」

「えっそうですか？」

やーだツッコミ貰っちゃったよ！！楽しいねぇ！！

「…ふん、小僧一人増えたところで変わらん。五条を殺したあと、貴様も」

「ふーん。目的時間稼ぎなのに？」

そう言いながら、線路に再び降りたとき。
脹相の赤血操術に撃ち抜かれて、死ぬ。

「っと！」

降りた瞬間膝を折り、そのまま手を着いて回転しつつ蹴りを入れる！

「ちぇっガードされたか」

頭を狙ったけど手でガードされてる。でも結構後ずさってるからまあいいかな。

ってかかったぁ…足痛いんだけど。固くしてんのか。それとも肉体自体？

「君たちの獲物って五条悟だけじゃないの？」
「お前がいると計画が狂う…！！」

「ひゅー。いい動きするねー君！」
「あざっす！光栄です！」

褒められちゃったァ！！やったあ！

「ま、正直驚いたよ」
「なんだ？五条、言い訳か？」

楽しそうに顔が歪む漏瑚。

「ちげぇよハゲ」

ハゲいただきましたーー！！口悪い五条先生もいいよね！！

「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに驚いたって言ってんだよ」

アイマスクをずらしてその六眼が晒される。

「うっわ顔面国宝じゃん後で写真撮らせて？！」

うわ絶対今じゃないだろって顔した！！
いやだってしょうがないじゃんね？！

動き早すぎて草も生えないんだけどついていけてる俺が神なのでは→←五条先生の邪魔にならないように一般人を避難させる、俺っちってば有能では？！

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