俺のお話 ページ2
あー…まずは状況整理をしよう。
俺は四条宮 A。どこにでもいる大学3年。
就活は内々定もらってハッピー。そんなこと言ってる場合じゃないわ。
物心ついた頃から視界の中に入るヘンテコなものを避けて生きてきた。
他人には見えないらしいそれらは時々自分に危害を加えることもあったが、常時発動している予知能力で逃げおおせてきた。
数秒先の危険を読む。
そんなどこぞのマフィアじゃないんだけど便利な能力である。
能力、つまり術式だ。
今までに幾度となくあってきた変なヤツはつまり呪霊だ。
つまりここは呪術廻戦。OK?
転生は嬉しいよ。憧れですよ。ええ。
いわゆる前世の俺はオタクだった。
いや今世も最高にオタクやってますが。
前世の名前は鈴木一。
今の年齢と同じ歳に死んだ。当時も大学生。バス乗ってたらそのバスが事故った。前方に載ってたので即死。死ぬ直前まで呪術廻戦見てたわ。それも渋谷事変。あれは何度目の見返しだったかな。
さて、情報整理もやめて、いい加減現実を見よう。
頭上に広がる帳。
そしてハロウィン。そして渋谷。
間違いなく渋谷事変だね。
「いや笑えねえよ」
開幕渋谷駅じゃないだけ、マシと思おう。
選択肢?んなもん一択…とは断言できねぇ→←ちいとばかり遅いよ
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美奈(プロフ) - めっちゃ面白いです!続き楽しみにしてます^ ^ (3月30日 12時) (レス) @page6 id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オサム | 作成日時:2024年3月25日 23時