自称探偵はお帰りください。【名探偵コナン】【男主】 (ページ6)

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6話【事情聴取】ページ6

事件当時の様子を答え終わり、捕獲時の様子を聞かれた。

『…ひったくり犯がナイフを持って突進してきたんでそのまま小手返しでくるっと。』
……仮眠はとったとはいえ矢張り睡眠をしっかりとっていないと語彙力は落ちるものなんですね。これは…降谷が心配です。

高木「……犯人が来たところを？」
すみません俺の表現力がないせいで…。
兎に角。俺の仕事は伝える事だけです。

『はい。そのまま小手返しを。』
目が文字通り点になる高木刑事。

あ、そういえば俺の噂は出回らないようにしてくれているんですね。ありがたい限りです。
一瞬ですけど組織とかに潜入した時期もありましたからね……。

高木「…失礼ですが、格闘技等やられていたんですか？」

『ええまぁ…多少齧る程度ですが。』
個人的にやっていたのと警察学校くらいですね。(↑他に剣道と柔道、ボクシングとかメジャーなものは全部身につけてる人)

その他色々話し、見送って下さるとの事なのでロビー迄話しながら歩く。

高木「本日は御協力ありがとうございました！」

そうです！忘れていました。

『いえいえ。お仕事頑張って下さいね…あ、すみません【ポアロ】というお店はどちらか分かりますか？』

いきなり訪問したら降谷はどんな顔をするんでしょうか。驚いた顔？嬉しそうな顔？
あの子は僕に懐いてくれていましたから

そう思考を巡らせると少しだけ口角が上がった

高木「あっえーと……」

そんな俺の心境とは真逆に戸惑う高木刑事。
何か用事……でしょうかね。
まぁ多方事件の捜査でしょうが……。
うーむ、僕の車カーナビ壊れてるんですよね。
修理に出しておけばよかったんですが。

スマホも仕事用しか持ってきていないのでアプリとかも入れられないですしね……。
まぁ迷惑をかけるよりかはいいでしょうし……。

『お忙しいようでしたら大丈夫ですよ？』

そう発すると随分前…ロビーに出てきたあたりからずっと監視していた人物が近ずいてきた。

？？？「お兄さん！ポアロ行きたいなら僕がたすけてあげるよ！」

聞こえたのは少年の声。