基礎の時間 �� ページ5
痺れを切らしたのか2人はそのまま大振りして振り下ろす。
前原／磯貝「くッそ！！」
体術スキルは暗殺者にあまり必要のない才能ではある。正面先頭をする機会は少ないからね。
だけれど…此処では関係がない。
そもそもターゲットが暗殺されることを知っている状態……それをアサシンも知っているのに殺そうと狙い続けるのは異様。
3人を見つめ直すと惟が2人の手首を持って回して転ばせた。
烏間「俺に当たらないようでは
マッハ20の奴に当たる
確率の低さがわかるだろう。
見ろ！今の攻防の間に奴は…」
ん？えっすご……
なんかｼｭﾊﾟﾊﾟﾊﾟうるさいなぁとは思ったけど。
砂場に大阪城が……。
烏間「砂場に大阪城を造った上に
着替えて茶まで立てている。」
完成度高いね？
うっわ……めっちゃニヤニヤしてる！なんか腹立つ!!!
そのままボケーッとしてたら終わってた←←
すると、赤髪の人がやってきた。
眠いので木に寄りかかって寝ていると
ｼｭﾊﾞﾂ
風と高速の移動音が耳に響く。
『……。』
風でぶわってなったよぶわって……。
赤髪「あっれぇ？
もしかして先生ってチョロい人？」
うっわうっざ←
というか眠いんだよ寝かせて。
惟の報告書とか色々手伝ってたんだよ
なんだよあの量。
あのスーパーゴリラやばいわ()
怖いわ()
赤髪……ああ、赤羽業か。素行不良で落とされたって聞いたけど。
成程ね…。先生という存在への憎悪かあ。
『でも、それだけで人を殺せたら……
苦労しないよ。』
恨みだけで殺せたなら。
ひとつの感情だけで動いて殺せる相手なんて居ないのだ。
”
焦れば焦るほど失敗をする。
恨めば恨むほど、汚い悪意が増えていく。
そんな一つの感情だけで、殺せるなら……。
さっさと彼奴を…
殺 し て る。
烏間「おい、行くぞ」
惟に声を掛けられてハッとする。
先に職員室戻ってたのに。わざわざ戻ってきてくれたのだ。
『先に行ってたんじゃないの？
……ねぇ惟。ずっと一緒にいてね。』
今は、惟のために生きていこう。
そう、思えるから……
ねぇ、
貴方は今どこで何をしていますか。
そんな感情を抱えながら私は校舎へ足を踏み入れた。
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烏間先生推し！ - どの小説も夢主が先生っていう設定が多かったので読んでいてとても次の展開どうなるんだろとか思いながら楽しく読ませてもらいました！ (2019年8月14日 14時) (
レス) id: e1d73b5db2 (このIDを非表示/違反報告)
烏間先生推し！ - 読ませてもらいました！とても面白かったです！新しい話楽しみにしてます！返信頑張ってください！ (2019年8月14日 14時) (レス) id: e1d73b5db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成瀬華夜 | 作成日時：2019年7月5日 19時
