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2話【ピアノ】 ページ3
『ふぁあああああ……
眠……』
眠い体を起こし、リビングに向かう。
懐かしい夢を見た気もするが、
気の所為だ。
『今日はピアノ買いに行くか……』
とは言っても行きつけの
楽器屋が駅にあるからそこまで行くんだが
朝ごはんを食べ終わったので
クローゼットを開け、
シャツとズボン、ベストを取り出し
着る。
『金あるよなー……おけ。』
茶色の上着を羽織る。
まだ微かに残った彼の匂い、
4年も来てるのにまだ残ってんだな
なんて笑い、家を出た。
『人多くね…………？
とりま行くか……』
ギュウギュウなんだけど……
『……うーん……』
店員さん「どうなされました？」
『あ、ピアノを探してるんですけど……
試奏してもいいですか？』
店員さん「はぁ……いいですよ！」
『……(絶対弾けなさそうって
思ってる顔……)』
ちょっとだけ本気出すか……
俺が弾くのはアンダーテールの
サンズくんの曲、
『よしっ……』
鍵盤に触れて
弾く
店員「？！」
めっちゃアレンジ入れてるけど←
続く (更新停止中)
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作者名：成瀬華夜 | 作成日時：2019年2月28日 20時
