＊ ページ24
＿Side 武道
決戦の日の朝、俺はイヌピーくんと
マイキーくんのお兄さんの墓に来た。
青山の…墓にな。
来るなって言ったのに
やっぱり八神さんは着いてきた。
武「なんか策があるんですか？」
『いや？ノープラン』
武「帰れよアンタ！！！！！」
今死んじまったらもう二度と生き返らないんだぞ？！
いい加減本気でキレそうになりながらも
お兄さんのお墓の前で、最高のチームを作ると誓った。
イ「黒龍創設の日に十一代目誕生か…
おもしれー、オマエが花垣武道か！」
突然現れた黒川イザナ
イヌピーくんはココくんを返せと掴みかかった。
マ「やめとけイヌピー」
武「マイキーくん！！」
そこにやって来たのは、マイキーくんとエマちゃん
マイキーくんは俺にエマちゃんを連れて
離れていろと言った。
『私、アンタに話あんだけど』
イ「あ？」
マ「A…オマエも離れてろ」
『……はいはい』
ゆっくりと八神さんは3人から離れた。
クソッ！！
こうなったら轢かれそうな少女って奴を
先に見つけて避難させるか？
でも…俺たち以外に誰もいねぇよな…
『花垣くーん！！
全然何も起きそうにな……っ！！？』
武「……この音…」
少し離れたところから聞こえたバイクの音…
振り返ればそこには…
稀「うおおお！！」
鉄バットを持ち、バイクの後ろに乗った稀咲がいた…
『エマちゃんっ！！！』
咄嗟にエマちゃんを突き飛ばした八神さん
庇った少女って…エマちゃんのこと…？
だとしたら…
武「八神さん！！！よけっ…」
無理だ…
彼女が殴られる瞬間、俺は思わず目を瞑った…
ドスっと鈍い音がした後に大きな衝撃音が聞こえ
少し離れた位置でカランと何かが転がる音が聞こえた。
『これさ…轢かれたってより…撲殺じゃん』
武「………………へ？」
最悪の未来を変えた一つの助言
『悔しいけどミトの勝ちね。蹴ってたら死んでた』
エ「Aちゃん！！…血が……」
『中指と人差し指逝ったなこれ…
でもまぁ、死ななかったよ？花垣くん』
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 925人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
響 - 茜雫さんの作品が好きすぎて見つけては一気読みを繰り返しまくってます！！笑 全てが神小説です…！好きすぎます〜！ (2022年7月17日 22時) (
レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
かなぴ - 作者さんも作品も面白いなんて吐きそう。(感動の) (2022年6月28日 17時) (レス) @page50 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - みみみさん» そんなそんな！嬉しすぎて私が泣きそうです…。読んでくださりありがとうございます😊 (2022年4月7日 4時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - コメント失礼します このお話見つけたときこの夢主ちゃんかっけえって読み進めていったら夢主ちゃんの芯の通った考え方に感動して最後のとこからなみだ止まりませんでした 本当に最高な作品ありがとうございます (2022年4月4日 0時) (レス) @page49 id: 3be4083919 (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - かわうそさん» 嬉しいお言葉…泣きます。（笑）この夢主ちゃんは本当に書いてて楽しかったです😂 (2022年4月2日 21時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茜雫
| 作成日時：2022年1月23日 1時
