世界一治安の悪いファン ページ49
＿Side A
私は、反社との生活が長くなってきて
色んなことに麻痺し始めてると思う。
だって今もね…
「ハァ…ハァ…可愛いよAちゃん
やっと僕だけのAちゃんだ」
『これって誘拐ですよね』
「愛の逃避行だよ♡」
わぁー…キモチワルイネ、オジサン、、、
普通なら怯えて震えて…声にならない声を出す
そんな場面だと思うけど、私は至って冷静だった。
なんなら…
『私を誘拐なんて…やめといた方がいいかと…』
この、オッサンを心配できるほどには
心に余裕があるらしい。
だってさ？今日のお迎え誰だったか覚えてないけど
とりあえず来た時に私が居なかったら
あの人達絶対に血眼になって探すじゃん？
私の事を殺す気はないらしいこのオッサンが捕まるのも
時間の問題かなぁ〜って思ってる。
「Aちゃんと僕の愛の巣だよ♡いい家だろ？」
『あー……ソウデスネ』
普通なら高層マンションだし？
この人すっげぇ金持ちかよ！！ってなるとこだけど…
生憎、私生活が大豪邸なもんで…
オッサン一押しの眺めのいいリビングも
あー、私の部屋より狭いなぁ〜って感覚だ。
ほんと…地上何メートルか知らないけど
突き落とされて地面で肉の塊になりたくなければ
私の事をさっさと解放するべきだと思う。
まぁ…反社とよろしくしてるから
逃げた方がいいですよー？なんて言えないけど…
『ねーねー、私のスマホになんか連絡きてる？』
「僕以外と連絡なんてさせないよ」
『しないですよ。没収されてるから
貴方に確認してもらおうと思っただけです
うちのマネージャー…荒れると面倒だから』
ストーカーなだけあって、マネージャーって単語に
とても敏感に反応したオッサンは
返事でもしようと思ったのか私のスマホを手に取った…
暗証番号知ってるのは流石に引いたわ。
「見つけた…すぐ行く………まさかねー？
バレるわけないない(笑)」
『……ご愁傷様です』
外から聞こえた銃声…
さすが反社…仕事がお早いようで。
春「オイ…テメェ……楽に死ねると思うなよ？」
「ひぃえっ？！？！…な、なんで？！」
九「梵天の情報収集力舐めんなジジィ」
「ぼっ、ぼぼぼぼ梵天？！？！」
わぁー……イツメン勢揃いだ…
＊
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可月(プロフ) - 全員が子供化して名前ちゃんがお世話するのが見たいです (8月23日 21時) (
レス) @page22 id: fed16d8c1b (このIDを非表示/違反報告)
モブ - 語彙力なくてすみません！簡単に言えば梵天メンバーがイケメン俳優に可愛く嫉妬するお話です！更新頑張ってくださいね！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: feaf67c12e (このIDを非表示/違反報告)
モブ - リクエストいいですか？私、梵天メンバーが夢主に嫉妬させた話めっちゃ好きで！やり返しで夢主が『この俳優さんかっこいい！』って言って梵天メンバーが可愛く嫉妬する話が見てみたいです！ (2022年1月24日 20時) (レス) id: feaf67c12e (このIDを非表示/違反報告)
モブ - もう好きです。今日見つけて一気読みしちゃいました。。 (2022年1月24日 20時) (レス) id: feaf67c12e (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - 神威@kuramaさん» 白色のタキシードが鼻血で血染めになりそうですね😂リクエストありがとうございます！ (2022年1月21日 1時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜雫
| 作成日時：2021年12月30日 16時
