死より恐れるモノがあるとして… ページ20
＿Side 武道
天竺との決戦当日
俺は、イヌピーくんと真一郎くんのお墓に来ている。
乾「真一郎くん…
コイツが十一代目黒龍総長 花垣武道です」
武「初代の名に恥じない最っ高のチームを作ります！」
イ「黒龍創設の日に十一代目誕生か…おもしれー」
黒川イザナ…？
イ「オマエが花垣武道か！」
乾「イザナぁ！！テメェ！！
イ「オイオイ、どうするも何もアイツの方から
茉「お墓の前で乱暴なことしないでもらえますか？」
武「お姉さん？！」
何で…ここに？
イ「…まさか、アイツもここに……？」
茉「Aちゃんは居ませんよ」
イ「………そうか」
黒川イザナが…天ヶ瀬さんを気にしてる？
茉「この場にいたとしたら
全員墓標にされてたかもしれないねー？」
イ「……………。」
……洒落になんねぇ。
茉「私、死ぬのかなー？」
武「え…？」
そうだ！お姉さんは…決戦前に昏睡状態に…。
茉「Aちゃんが、最近やたらと私を心配するの〜
只事じゃないなーって思ってるんだよね」
武「なら何で…こんなとこ来たんですか！！」
茉「世の中、なるようになるんだよー？
もし私がもうすぐ死ぬんだとしたら
それも運命ってやつでしょ？」
武「でも…」
茉「イザナくん」
イ「あ？」
茉「Aちゃんは、君の欲しいモノを見つけたよ」
イ「………は？」
黒川イザナの…欲しいモノ…？
茉「あの子は、やると決めたらやる子だよ？
それに抗うことなんてできない。
君たちは、天ヶ瀬Aを理解してない」
相変わらず崩れることのない笑顔…
この人は、何を思い何を考えているんだろうか。
茉「ついでに、私が1番恐れてることもね？(笑)」
死より恐れるモノがあるとして…
それについて理解すべきかどうか…。
茉「本気のAちゃん見たことないでしょ？
私は見たことあるよ。
Aちゃんの禁忌に触れたから。
死んだ方がマシだと思えるくらいだったな〜」
武「……………。」
………未来に逃亡したい。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bloodyrose77(プロフ) - コメント失礼致します本誌がまだ連載中の頃茜雫さんの作品で情緒を保つことができました！茜雫さんの書く若くんと蘭ちゃんだいすきです！本誌はああいった形で終わりましたが、茜雫さんの書く東リべをこれからも読みたいです！素敵な沢山の作品ありがとうございました (2022年12月16日 0時) (
レス) id: de4ca882b4 (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - YUMiさん» ありがとうございます！6人もいるので超特急で書き上げたいと思います（笑） (2022年10月9日 20時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - 木の葉さん» マイキーのオチでは沢山絡ませますから、そちらも楽しみにしていただければと思います☺️ (2022年10月9日 20時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - 永瀬チャンさん» 最近本誌で蘭ちゃんロスってますが、蘭ちゃん愛が私も収まりません（笑）愛が溢れすぎて蘭ちゃんを可愛くしちゃってますw (2022年10月9日 20時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - 夏蜜柑さん» 6人分のオチを書いていくので、そちらも是非見ていただければと思います😊 (2022年10月9日 20時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茜雫
| 作成日時：2022年9月14日 5時
