＊ ページ24
＿Side マイキー
前に見たあの男がマイクを構えた瞬間に曲が流れ出した。
聞いたことのない洋楽だが
Aとそいつが一緒に歌ってんのが
ピタッとハマったように綺麗で感動した。
それと同時に、Aの横に無条件で存在できる
あの男が憎いと思った。
もちろん会場は今日イチの盛り上がりを見せ
Aの優勝はカタイだろうという展開だ。
ステージを降りてこっちに向かって来る2人を
笑顔で迎えることができない自分が憎い。
ド「お疲れさん」
場「お前……マジかぁ…」
三「ここまでくると…びっくり人間だな」
千「できないことねぇの？」
俺だって何か声をかけたいのに。
やっぱり、横の男が憎いんだよ。…どうしようもなく。
「あの…」
『んー？』
「私、こういう者でして」
『あー、凛が言ってたレコード会社の人？』
「是非ウチのかいっ…((『断る』
「へ…？」
『言ったじゃん、私は歌手とかキョーミないの〜
そういうのってやっぱりなりたい人がなるべきだよ
だからさ…コイツいい線行ってると思うので〜』
そう言って横の男を突き出した。
『Aちゃんのお墨付き〜どう？』
「へっ…？」
『自信、ちゃんと着いたでしょ？
こんだけの人数を前に堂々と歌えてたじゃん
それって凄いことだよ？
木の下で縮こまってる少年とは
ここでおさらばしましょ〜ね〜
はい、行った行った』
凛「お嬢の目的って……そういうことですか…」
『だってアイツ歌上手いんだもん(笑)』
暁Aという人間は俺が思うよりも
遥かに大きい存在だった。
Aを遠くに感じて…何も言えない。
でも…
『どしたのマイキーぼーっとして』
ド「どーせ見惚れてんだろ」
マ「……。」
『ねーねー、マイキーのその可愛いご尊顔で
頑張ったねって褒められたいんですけど〜』
いつものような笑顔を俺に向けるAが
やっぱり…たまらなく好きなんだよ。
マ「頑張ったな」
『オプションヨシヨシ付き？！？！…キュンッ！！』
マ「何だそれ(笑)」
『？？』
不思議そうな顔で俺を見つめるAは
ニッコリと微笑んで、俺の耳元に顔を近づけた。
『寝れない時は子守唄歌ってあげる。トクベツね？』
マ「…っ！！」
あぁー……
やっぱり誰にも渡したくねぇよ。
ドロドロ…と
俺はお前に溺れる。
＊
曲イメージはクローサーなんだよなー(笑)
＊
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茜雫(プロフ) - ひー(比古)さん» ありがとうございます！私も場地くん大好きです！！やっぱ生きてて欲しいっていう自分の欲に勝てませんでした（笑） (2021年12月11日 18時) (
レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
ひー(比古)(プロフ) - 血ハロ捏造OK！！むしろwelcome過ぎて嬉しい♥バジさん好きだし！ (2021年12月11日 14時) (レス) @page37 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - 月猫*+☆さん» なんとなく私の中で蘭ちゃんは意外と愛重めなイメージなんですよねー（笑）いや…願望かもしれないw更新頑張ります！ありがとうございます🥰 (2021年12月10日 23時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
月猫*+☆ - 蘭ちゃん許してあげて… みんなかわいいし夢主ちゃんがかっこよくて大好きです！更新頑張ってください！ (2021年12月10日 21時) (レス) id: e0c3854e29 (このIDを非表示/違反報告)
茜雫(プロフ) - きなこだいふくさん» ありがとうございます（笑）笑ってもらえたなら嬉しい！！本誌見て辛くなってたりしたのでギャグを余計に書きたくなりました…（笑） (2021年12月9日 18時) (レス) id: e54b147b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜雫
| 作成日時：2021年12月8日 4時
