皇帝様が年下育成に目覚めたようです。 (ページ6)

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思ってたより可愛い子じゃんかページ6

＿Side A

『はぁ？！何それ！！私も会いたかった！！』

蓮「知らねぇよ、灰谷といかがわしい事してたんだし」

『ぶっちゃけ、昨日の蘭ちゃんはヤバかった…』

蓮「んなこと聞いてねぇよ！！」

昨日、トーマンの人たちと会ったと聞いた。

年下だし？興味あるんだよねー

不良ってとこが更にいいと思わない？
生意気なお子ちゃまを私色に染めるって
ものすごーくゾクゾクしちゃう♡

『蓮斗〜、今日私サボるね』

蓮「お願いだから、陸んとこ行くとか言わないで」

『じゃあ言わなーい、黙って行きまーす』

蓮「あっ！おいっ…！！………最悪だ…」

ついでに、りっくんの華々しい学生生活も
しっかり拝んどかないとねー

　

『りーっくん♡』

陸「は？…Aちゃん？！何で？！」

『無敵の何ちゃらってどこに居るの？』

陸「まさか…昨日のこと聞いたの…？」

『会いたいなぁって♡
　もちろん、りっくんにも会いたかったよー？』

陸「会わせたくないって言ったら？」

『もうりっくんと口聞いてやんない』

陸「会って好きになっても、俺と遊んでくれる？」

『何この子ーかわいいー！
　もちろん、りっくんは皇帝様のお気に入りだよ』

目一杯ハグしてあげたら、ルンルンで
鼻歌なんか歌ってた(笑)可愛いなぁ…

陸「多分…ここのクラス」

『さんきゅー』

陸「喧嘩とかしないでよ？」

『会いに来ただけだもん、しないよ』

歳下総長ってのに、興味があるだけだし？

『無敵のなんちゃらさんってこのクラスで合ってる？』

陸「ちょっとAちゃん？！声デカい！！」

チマチマ探すのって面倒じゃん。

マ「あ？オマエ昨日の」

『君が無敵のなんちゃらさん？』

陸「マイキーね！！なんちゃらさんってなに？！」

『あらまっ』

思ってたより可愛い子じゃんか

『もっとイカチーの出てくるかと思ってた
　こんな感じの』

ド「あ？テメェ誰だよ」

『君、本当に中学生？発育良すぎない？』

ド「俺の質問に答えろや！！」

＊