皇帝様が年下育成に目覚めたようです。 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:99,986 hit

皇帝様は自称愛の神ページ5

＿Side A

蘭「あー！Aちゃん俺と居るのに
　何か別のこと考えてたー、蘭ちゃんカナシー」

『いやー…弟の身に危険を感じたから』

こういうのって双子あるあるかな？

蓮斗に何かあるとすぐわかっちゃうんだよね。

『蘭ちゃんは蓮斗にも嫉妬するのー？
　可愛いねぇ〜(笑)』

蘭「早く俺1人に絞ってくんねぇかなー」

『やーだね、最近さー年下の育成に興味あるの』

蘭「は？」

『未経験な男な子を自分色に育てるの
　これ、すっごい唆られると思わない？』

蘭「蘭ちゃん14歳」

『14歳の時は坊主でムショに居たでしょ』

何人遊べる男が居るかと聞かれたら
多分、数えきれないくらい存在してる。

その中でも蘭ちゃんと竜ちゃんは
かなり特別可愛がってる方だと思う。

『りっくんくらいの年齢が狙い目かなー』

蘭「颯太にAちゃんが唾付けた男聞いて
　片っ端から潰すしかねぇな…」

『アイツの口止めすんの面倒だなー…
　しゃーなし、ご法度だけど1回抱いてやるか』

蘭「キレるよ？」

『タバコの味がするチューはお断りしまーす』

蘭「そんな蘭ちゃんも好きなくせに」

『さー？どうだろうね』

蘭「鳴かせてやろうか？」

『ふっ(笑)
　うっそー、可愛い蘭ちゃんは大好きでーす♡』

蓮斗は、私をクズだって言うけど
これはある意味才能だと思うんだよね。

だって、ちゃんと皆、好きだと思ってるんだよ？
器用だと思わない？

やっぱり、皇帝たるもの寛大な愛を持ち合わせてないと
その役目は務まらないと思うわけですよ。

『今日の蘭ちゃん、やたらと可愛いから
　朝まで付き合ってあげよーか？』

蘭「初めからそのつもりだけどー」

『あら嫌だ、お盛んな年頃ですこと』

明日のスケジュールどうだったっけな？

後で、翔ちゃんにメールしてもらわなきゃ…

皇帝様は自称愛の神

『………腰が…死んだ…』

蘭「ごっめーん♡」

＊