皇帝様が年下育成に目覚めたようです。 (ページ27)

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マイキーくんは思春期ですページ27

＿Side マイキー

9月中旬

給食と睡眠の為に行く学校では
文化祭なんてモンの準備で盛り上がっている。

どーせサボるしカンケーねぇよなーと思いながら
1日を過ごして、集会に向かえば…

ド「三ツ谷！ST×3の新曲聞いた？」

三「バッチリ、なんならライブも応募した」

最近また、例のバンドの話で盛り上がる2人

そんなにいいのか？

ちょっと俺も聞いてみよっかなーなんて思い始めた。

千「三ツ谷くんもう応募したんスか？」

三「あたりまえだろ、ガチ舐めんな」

千「場地さんは、応募方法が難しいって
　昨日暴れてましたよ…」

ド「場地もハマってんの？」

千「俺がススメました！」

どうやら、そいつらは東卍内でも
かなりの人気らしい。

『千冬ーっ！！』

千「げっ？！最近見ねぇから
　やっと飽きたと思ったのに！！」

『飽きるわけないじゃん♡』

相変わらず千冬、千冬言ってんのに
少し腹は立つ。

先に目つけたの俺なのに。

『文化祭の準備忙しくてさー』

三「へぇ〜、てっきり仕事が忙しいのかと」

『まーだ疑ってんのー？
　蓮斗が言ってたでしょ？私音痴！！(言わせんな)』

三「ふーん」

『ところで千冬ちゃん、来週の土曜日暇？』

千「は？」

『メイドなAちゃんにご奉仕されにおいでよっ』

千「メイド？」

『そ、ウチのクラス文化祭でメイドカフェやるから』

え、、、Aのメイド？

ちょっと見たい…。

『千冬専用のメイド♡』

千「なっ！！」

マ「俺も行く！！」

『いいよ、おいで〜』

メイドってあれだろ？

おかえりなさいませご主人様ってやつ。

マ「どんなごほーししてくれんの？」

『それは、ご主人様次第？(笑)』

マ「へぇ〜」

メイドなAか……

妙にえろい…。

マイキーくんは思春期です

ド「オマエぜってぇ変なこと考えたろ」

マ「ん？何がー？」

千「あんな女に騙されちゃダメっスよ！！」

マ「別にメイド服で四十八手の実演してもらおうとか
　考えてねーしー」

ド「寧ろそれしか考えてねぇだろ！！！」

千「人前でそんな…ハレンチです！！！」

＊