ままごと。

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ん？


私、いつ寝た？



目が覚めると、左右の耳に規則的に聞こえる小さな寝息と大きな寝息。




「 うわぁっ！ 」




少し顔を動かしただけで唇をかすめる程の近い顔。

朝からこんなの、心臓に悪いよ。



私の体に乗った翔くんの太い腕をなんとか下ろして、起き上がる。



こんな状況で寝れちゃった自分にビックリ。。



キスされて、背中トントンされて…

まさか本当に寝かしつけられたんだ。



何やってんだ、自分。

思わず熱くなった頰に両手を置く。




乱れた様子はないセットアップ。

翔くんのルームウェア。


…してないかも。



意外と、紳士なのか…？？？







翔 「 起きたか。 」




スプリングの揺れと同時に聞こえる声。




「 お、おはよう。 」




眠そうな顔をした翔くんは大きなあくびをして。

遠慮する様子は1ミリも見せずにキス。






そのまま翔くんは陽向の頰へキスする。



陽向 「 いったぁ！ 」




ですよね。笑 ママも痛いもん。



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