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美味しいお肉を堪能して、お腹いっぱい。
お店を出ると、近くの公園のベンチに腰を下ろした。
臣 「 翔くんと飲んでた事、聞いて来たんじゃないのか。
あっちは良いのか？ 」
心臓がドクン、とした。
「 翔は、大丈夫。 」
何言ってんだろ、私。
でも翔は、きっと話せば、分かってくれるから。
「 臣が苦しそうな顔をするのは、辛い。 」
それは本心。嘘じゃない。
臣 「 A、俺はもうお前を縛るつもりはない。
行きたいとこに行けばいい。 」
腕を引っ張られ、臣の胸に顔を埋めるように抱き寄せられた。
臣 「 無理すんな。 」
優しい声で言われて、胸の中が熱くなる。
泣いてしまいそうで。
耐えていると鼻の奥がツンと痛くなった。
臣 「 俺のせいで無理すんな。 」
どうしてこの人は。
こんな時にとても優しくなるんだろう。
臣 「 いつまでも頭のどっかに俺の場所を作ってたら。
一番大事なもの、分かんなくなるぞ。 」
好きな人。
そういう人が現れたら、その人以外の異性を心配する事も、大事に思うことも、いけないことなの？
堪えていた涙が、ぽろりと零れ落ち、頬を濡らした。
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月葉(プロフ) - またまたすみません。このお話も続きがとっても気になるのでお時間があればまた更新して欲しいです (2020年1月10日 23時) (
レス) id: 32e244664a (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 素敵なお話ですね。一気に読んでしまいました。ゆっくりで良いです。続き待ってます。 (2017年12月12日 20時) (レス) id: 1589e7ebd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2017年6月24日 9時
