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温めた自家製のコーンスープと温野菜のサラダ、
カリカリに焼いたフランスパンが出てきた。
優しいコーンスープの味ににんまり。
スライスしたニンニクの良い香りが広がり、
目の前で厚く切った肉を鉄板に載せるとジューっと音がした。
直己さんは、塩と粗挽き胡椒を高い位置から振りかける。
両面を焼いて蓋をし、しばらくすると蓋を取り。
ブランデーをかけたと思ったら真っ赤な火がボッとついた。
初めて見るフランベに興奮。
思わず両手を重ね、息を飲んだ。
好みで岩塩か自家製ソースを付けて食べる。
岩塩で食べるとお肉の旨味がジュワッと広がり、
ほっぺが落ちそうな程美味しい。
自家製ソースはほんのり甘酸っぱくて、別の味が楽しめてこれもまた美味しかった。
「 きゃー。何これ。美味しすぎる。 」
頬をゆるゆるにして、パクパク食べた。
隣にいる臣の顔を見ると、優しい顔をして
臣 「 俺の飯食ってる時もそうだけど。
美味そうに食うよな。」
直己さんのお店に来てから、臣はアルコールを口にしていない。
いつもの臣なら、どこかお店に入るものなら
「 とりあえず。 」なんて言いながらすぐにお酒を
注文するのに。
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月葉(プロフ) - またまたすみません。このお話も続きがとっても気になるのでお時間があればまた更新して欲しいです (2020年1月10日 23時) (
レス) id: 32e244664a (このIDを非表示/違反報告)
しょう - 素敵なお話ですね。一気に読んでしまいました。ゆっくりで良いです。続き待ってます。 (2017年12月12日 20時) (レス) id: 1589e7ebd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2017年6月24日 9時
