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「 …え? 」
どういう事ですか、と抱き着いてる壱馬くんの肩を持って体から離す。
すると、壱馬くんはいつもとは違った顔をしている。相変わらずサラサラな黒髪から除く目は、まるで私を愛おしいと言わんばかりに見つめてくる。
やっぱり顔整ってるな、この人。
「 ねえ、Aちゃんは? 」
頭を撫でてくる壱馬くん。でも何だろう、この油断も隙もない感じ。
なんか、狼みたい。
でも何でだろう、全然怖くない。こんな事上司に言われたら気持ち悪いし怖い。
言いたい。私が気づいたこの気持ち。ちゃんと壱馬くんに伝えたい。
そう思った時には勝手に口が動いた。
______ 私、壱馬くんについて行きたい。
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浦子(プロフ) - kkm1997さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて光栄です(TT) (2022年2月24日 22時) (レス) id: 937c017f8b (このIDを非表示/違反報告)
kkm1997(プロフ) - はじめてコメントします。最近読ませてもらってます。急展開このまま続けてください。楽しみなんで… (2022年2月24日 21時) (レス) @page23 id: 7f4f373820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:浦子 | 作成日時:2022年1月31日 2時